日本にいる友達に連絡するか、しないか

ロンドンに来る前は、東京で生まれて育って、その中で友達ができて、その友達となんとなく継続的にお付き合いをして…という感じだったわけだけど、

海外で住みます、っていうと、日本にいる友達とは連絡を取ることも少なくなります。そりゃあ、一部の子とは頻繁にラインとかでやり取りすることもありますが、そういう子ってごく一部で、やっぱり次第に連絡の頻度は減ります。

そういう中で、友達ってなんだろう、と思うことも少なくないです。特に、駐在妻になると新たな友達作りでも色々と思うことが多いですからね。大人になっても「友達とは何か」について考えているなんて、子供の頃は想像もつかなかったよね( ゚∀゚)アハハ八

よく、妊娠・出産時の恨みは一生もの、とか言うじゃないですか。ま、その場合、相手旦那ですけど。私の場合ですね、自分のねちっこさに自分でもびびってしまうんですけれど、イギリスに行くことになって送別会を開いてもらった時のある友人の一言が、今でも忘れらんないんですよ。「イギリスなんて曇ってて絶対住みたくないし、飯もまずいし、遊びにも行かない」って。いやいや、遊びに来てねなんて一言も言ってねーよ、ってねw

イギリス行くことになって目の前で不安がってる友人に、それ言う必要ある?って。住むとも思ってなかった国に住まなきゃいけなくなるなんて、ポジティブ野郎以外は基本的に不安なわけですよ。イギリスで駐在妻、見た目はキラキラしてるかもしれないけど、本人達は大真面目に不安なもんです。っていうか、実際大変だしね。大げさに言えば生命の危機ですよwそういう、生命の危機的な時にされた嫌なことって、本当に忘れられないもののようで。この2年間、ふとした時に思い出しては、イラッとしてましたw

まぁ、彼女がどうしてそういうことを言ったのか、なんとなくは分かるんです。私が彼女より先に結婚した時も、式挙げなかったら、お祝い安く済んでよかったわ、って言われたしw (まぁ、ご祝儀3万って普通に高いよな、ってのはそれはそれで分かるけどw)20代も後半になってくると、人が自分よりも幸せに見えるということに、敏感になっていく人もいるんだよね。(そりゃあ私だって毎日旦那とラブラブ♡愛されちゃってますキャラや大金持ちの人を見れば、普通にいいなぁとは思うけどw)みんながみんなそうじゃないし、駐在妻が幸せかって言われるとそうでもないと思うけど、専業主婦を許されるというステータスに羨ましさを感じる人が一部いるというのは事実だし。

でさぁ、この度、帰国するでしょ。会うとするでしょ。そうすると、もう会話が想像できるんだよね…。

「30過ぎたけど子供は?結婚してだいぶ経つじゃーん」「就職しないの?でも2年以上ブランクあるしね~」

もう私、マウンティングされる要素の宝庫( ゚∀゚)アハハ八

…ちなみに私がイギリスに滞在してる間にご結婚され、出産された彼女。まぁ正直子供にあまり興味がないタイプなので個人的には子供のことはどうでもいいのですが、なんていうかマウンティングの斧をたくさん装備した彼女の姿が脳裏に浮かぶ…

ま、これはあまりにも極端な例だけどw

途中まで人生が一緒だった、とか、大学まで似たようなレベルのとこに行ってた、とか、そういう友人の目は、ある種、怖い部分がある。もちろん全員じゃないし、そういう相手が頭の中で大きくなって目立っているだけなのだけど。

 

…ということで、まぁ私は自分が一番可愛いし、自分の心の平穏を保つのが一番大事だし、っていうか海外引越しだけでもストレスたまるのに、私の人生にあれこれ言われるのも嫌だし…ってことで、とりあえずその友人とその友人の所属してるコミュニティの人には

会うのやーめた\(^o^)/

イギリスから帰ったこと伝えるのもやーめた\(^o^)/

っていうか私もう、死にました\(^o^)/行方の分からない元友人でいいわ\(^o^)/

って結論になりました。

 

それから、会いたいなぁと思う友人や会いたいと言ってくれる友人にも、帰ったことを一気に連絡するとキャパオーバーになってしまいそうで、かつ、自分の中でも友人に会うことより先に家を片づけたりしたいし、就職も決めてから会った方がごちゃごちゃアドバイスされないで楽そう、というあたりの思いがあってw、本当に会いたい片手に収まる、ごちゃごちゃ言わない優しい友人や、何か言われてもいいと思っている友人と、両親だけに会って、あとはぽつりぽつりと帰国を伝えればいいかw、という結論に至りました。(向こうが全く会いたくない可能性は全く想定していない自己中思考…)

それにしても、

駐在妻は、帰国すると、本当に、「これからどうするの?」ってことを聞かれます。ただでさえ女性ってその傾向がありますが、海外から帰国するとまじで聞かれます。けっこういつも気を使ってくれる義理の両親でさえ聞いてきましたw「元気?」くらいの感じなんでしょうけど、その言葉を受け取る側は、けっこう構えます。だって、その質問って答えられないことも多いから。

就職したい、って言ったって、雇ってくれるところがないと働けません。子供が欲しい人で30代とかだったら、就職するかどうか迷ったり採用してくれる先があるか不安になるのと同時に、でも子供できなかった場合を考えると働いておいた方がいいけどすぐ妊娠したら迷惑かけるしー、とか、色々考えるものが多いだろうし、その割に、自分だけで結論を出せるものってあんまりありません。

でも、人はわりと安易に、これからどうするの?って、聞くと思います。自分でコントロールできない問題にあれやこれやと悩んでもしかたないですが、それを他人に面白半分でほじられるのは全然面白くない、とも普通に思います。

だから、聞かれてもいい人以外とは、可能な限り、自分の方針が決まるまで会わないし、帰ったことも伝えない、ということにしました。邪道だけど、これも別に一つの方法としてあっていいのかなぁ、って思います。実際のところ、今のところめっちゃ快適だし、この方法をとってよかった、って思います。だって、自分が一番可愛いもの。

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9 件のコメント

  • 帰国後もブログ続けてくださって喜んでいます。私も長年駐在と引越しを繰り返した結果、「友達と知り合い」には3種類あることに気がつきました。第一に「期間限定友人」: 昔の同級生、子供同士が同級生で仲良くなりその結果できたママ友、駐在などある一定期間共通の話題や生活状況で繋がった友達など、その期間が過ぎれば自然に疎遠になる人たち。第二は「理由限定友人」共通の趣味や習い事、職場などでできた友人や同僚がその共通項がなくなれば連絡が途絶えがちになる人たち。そして、その垣根を越えてずっと友達でいられる第三の「一生もんの友人」です。一番厄介なのが、自分はかなり親しい、信頼できる友達だと思っていた人からぐさっとくるようなことを言われたり、されたりした後、その人をどこのカテゴリーに入れるか、です。私もある程度のことは「許す」けれど「忘れる」ことはまずないです。駐在妻はその生活をやったことがない人にはキラキラしたイメージの方が大きくて、どんな先進国に住んでも経験する駐在の苦労はわからないのが普通かもしれません。自分が一番可愛いのはとっても大事ですよ! 自分ファーストってわがままでもなんでもない、自分が幸せで穏やかでいられるから旦那さんや他の人にも優しく余裕を持って付き合っていけるんです。ご自分の方針が決まるまでしばらく連絡しないでおく、というのはとっても賢い選択だと思います。そんな中でも本当の友達(第三の)は変わらずにいてくれるもんです。 長くなりましたが、新しい生活でお疲れが出ませんように。今後とも楽しいブログを待っています!

  • 確かに友達って・・・どこまで?って思いますよね〜。それと、、、女ってめんどくさっ!とか。。
    で、結局のところ続く人は続くし、いなくなる人は消えていくんですよね。時の流れに身をまかせ〜で自分の気持ち優先するのが一番だと思います!
    それと、、これからどうするの?は、、、40歳過ぎのの独女(毒女?)となると誰も言わなくなるというか触れなくなります。笑。恐ろしくて聞けないのが周りの本音でしょうか 笑。
    周りは気にせずに自分を大切にですね!・・・お互いに!笑(あっ一緒にされたくありませんでした?)

  • 帰国後のあれこれ、お疲れ様です!
    はぁ~ほんとにそう!私まだ帰国時期の目処立ってないですが、日本に帰ったら、どうするの?って軽い気持ちで聞かれて
    でも言われるこっちはその質問結構きついなっていうの、めちゃめちゃ想像つきました。

    そしてマウンティングも~!!
    駐在妻うらやましいってのと、駐在妻なんて旦那の威を借りてるだけじゃんってののせめぎあい!
    いずれにしても、別に他人からとやかく言われる筋合いはないんですよね。
    ごちゃごちゃ口出ししてくる人がいた時、私は心の中で
    『他人の人生に口出しする暇があったら自分の人生見直せ』って呟くようにしてまーす(笑)

    まだしばらくは慌ただしい日が続くと思いますが、
    無理しないようにしてくださいね。

  • 帰国が決まってから〜帰国後とお忙しくされているのに、ブログの更新されているのは尊敬です!!もう終わりかな&寂しいな、と思っていたので、私は嬉しいのですが笑。
    そして、今回の投稿、私も思っていたことまんまだったので思わずコメントを。。
    駐在って本当にイメージ先行で実際のところ駐在妻は国を超えて振り回されるだけでそこまでいいものでもないんですよね。。結婚した時点で振り回されるのを覚悟でしょ、と言われたらそこまでですが。。結婚&駐在をお年頃の友達に伝えるのには気を遣いました(遠い目…)
    そして、お友達さんに言われてイギリスなんて…暗くて行きたくない発言、うちは義理父から言われ…(驚)今でも忘れられません。。(じゃー来るな!、って思いますが、そうはいきませんけど)

    日本は日本でまた大変だと思いますが、ご自分のペースで日本の生活に慣れていってくださいね。応援してまーす!

  • 初めてコメントさせていただきます。昨年夏からイギリスに住むことになり、こちらのブログには引越し前から本当にお世話になっていました!本帰国されてしまったとのことでとても寂しいですが、まだ記事が更新されているのを見つけては嬉しい気持ちで読んでいます。
    私も子無しなので帰国後の質問攻めの数々、容易に想像ができます。。一時帰国のときは「いつも何してるの?」のオンパレードですしね笑 まずは身の回りを整えること、大賛成です。そして久々の日本の美味しいご飯を満喫なさって下さい^^

  • うん、うん頷きながら拝読させて頂きました(笑)
    お忙しい中での更新、脱帽です。

    でもお待ちしておりました。ありがとうございます!!
    ほーんと余計なお世話の友人が帰国後待っていました。
    私も一度目の駐在から帰国した時には、とにかく帰ってきたことを伝えませんでした。
    それが本当によかったと。ゆっくりゆっくり会えそうな時間ができたり
    どうしても会わねばならないならば、尋ねられる内容が薄れてきたころに機会を作ったりしました。
    変なところでは、帰国後 就職したところで、逆に駐在していたことに憧れていた人がいたようで
    (本当に憧れだけなんかじゃ生きていけないのに 笑)非常に付きまとわれた新しい人たちもいました。
    本当に面倒! 今 それを断ち切るいいチャンスだと、別の地でおとなしくしているところです。

    自己中なんかではないですよ。本当に人生は限られていて、余計なことに時間を割きたくないですよね。離れて(駐在して)いる時に、自分の友人をきれいに選別(悪い意味でなくて)できる時でもあったなぁ(今も、そうですが)と思います。

    まだまだ寒いようですね。どうぞお疲れがでませんように。
    また楽しみにしております。

  • 毎回代弁していただいているかのような記事を読んで一人で興奮しています。笑
    駐妻にステイタスを感じている人たちからの不安を煽る発言もそうですが、渡英後、ギリホリ女子組からの、旦那の駐在で来るのが一番楽でいいよね〜発言にもイライラしたこともあります。。。本人たちは海外生活への憧れや思入れがあるから、悪気なくそういう発言になるんだと思いますが、駐妻って思うほど優雅で楽な生活ではないと思います。(人によるとは思いますが)私としては、仕事は辞めなきゃならない、再就職への不安、子供もいないとなるとそういう類のプレッシャーもあって、日本にそのまま残ってた方がよかったんじゃ?と思うことも多々ありました。イギリスへ来て楽しいことがなかったわけでもないし、むしろしっかり楽しんでいますが(笑)帰国を考えると本当に不安です・・・
    友人付き合いも、本当に大切な人がわかってきますよね。学生のころ、携帯の電話帳の友達フォルダをさらに3段階にわけていた友人がいて驚きましたが、いまでは気持ちがわるような。笑
    まだまだしばらくお忙しいとお思いますが、ご無理なさらずに・・・

  • 駐在ではないですが、昨年渡英し、今年は一時帰国をしたりしながは、来年から本格的に定住するものです。友人の話、本当に共感しましたー!未確定要素が多い中であれこれ聞かれるのが煩わしく、本当になんでも喋れる友人にしか現状喋ってないです。友人とは。今年に入って本当に考えました。
    共感したということをお伝えしたく、コメントさせて頂きました。お互いぼちぼち頑張りましょーう(^-^)

  • はじめてコメント致します。
    わたしもヨーロッパの某国で帯同で来ています。
    友達は割と多い方だと思っていたのに、結婚・海外へ引越し… で友人がぐんと減ってしまい、友達ってなんだろうって考える日々でした。
    今回、子供をさずかり帰国することになりましたが、この記事を読み、私も報告を止めようと思いました。
    妊娠中ですし、自分の心を1番大事にしようと思います。
    女性同士って本当嫌になっちゃうくらい面倒ですよね(;_;)
    わたしは女子校出身で、いままでは女子校は楽でいいなぁと思ってたのですが、
    結婚してからはその人間関係を苦痛に感じるようになってしまいました。。

    長々とすみません!!
    同じような方がいらっしゃって少し心が楽になりました。
    お互い頑張りましょう♫

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