実はあんまり面白いとは感じなかったリバプールの街。
何故かと言えば、もうイギリスの街に慣れきっていてあまり新鮮味を感じられなかったことと、ビートルズにあまり興味がなかったこと。(なんで来たのかと言われそうだけれど…。暮らすにはキレイで素敵そうだったけれどね。)
旅行に何を求めるかって人によってかなり違うと思う。美味しい食べ物、ビーチ、綺麗な景色、太陽の光、リラクゼーション…。色々あるけれど、私にとっての旅行の楽しさって、自分の持っている既成概念を壊されるような何かに出会えるかどうか、なんだなぁ、と今回の旅で実感。
どんなに小さなことでもいいんだけれど、「わっ!」っていう驚きが欲しい。
リバプールには残念ながら、わっ!があんまり無かったのです。それは単に、私にとって無かっただけで、他の人にとって無いということを言っているわけではないのですが。イギリスに慣れてきた証拠でもあると思います。
そんな中で一番楽しかったのは、sapporo teppanyaki(札幌鉄板焼き)という日本料理屋さん。海外旅行に行ったらその土地のものを、ってなるけれど、イギリス国内のためその条件が取っ払われ、日本料理屋に行くことに。
札幌を名乗るくらいだから、サッポロビールあるかな~と思ったのけれど、アサヒとキリンのみ\(^o^)/おーい\(^o^)/イギリス国内ではやや珍しい(?)方、ということでキリンを選択。
ユーチューブにもアップされていますが、ポテトをお口キャッチさせたり、鉄板のコテを使ったパフォーマンスがあったり、
卵で蛇を作ったり…くだらないB級パフォーマンスが満載で楽しい。
最後にはチャーハンに成り果ててしまった、蛇はこちら。
チャーハン、すごく美味しかったです。
札幌と銘打っているので、ラム肉を注文してみました。
ジンギスカンもどき、おいしゅうございました。
このユーチューブ動画の感想を見ると、「こんなの日本の鉄板焼きじゃない!」みたいな否定的なコメントが主なんですけれど、私はその国ごとにアレンジされた日本料理を食べるの、けっこう好きです。この日本料理をこういうふうに解釈して表現するのか~、っていう驚きがあったりすると、なお嬉しくなります。
楽しいレストランでした。
私もリバプール先月の九日に行きました。
リバプールに行くのが長年の夢だったビートルズファンの私としては、「えっ?」って感じですけど...
ツアーなのでたった3時間しか滞在できなかったですが。
マシューストリートのビルの狭間に旅行客っぽい男性が二人スーツケースを下にして眠り込んでいたのにはびっくりしましたが。
海運都市なので、洗練された町並みではないですね、確かに。怪しい感じというか。住宅のレンガも汚いし。
でもここがジョンやポールの生まれ育った街だと思うとこみあげるものがありました。来年再訪予定です。