まさか人生でダブリンに行く日がくるなんて思わなかった。

私は一生日本で、東京で暮らしていくつもりだったので、ロンドンに住んでいるということさえも、10年前の私に話したら腰を抜かして驚くだろう。っていうか、嫌がるだろう。私、純ジャパなので。(今も心は純ジャパのまま。)

でも、ロンドンに住むということよりも、ダブリンを訪れるということは更に想像しづらい、ってくらい、アイルランドという国やダブリンという街は私の人生に全く接点がなかったし、失礼だが興味のかけらもなかった。

そんなダブリンになんで旅行に行ったかというと、夫がダブリンでギネスを飲みたいと言い出したから。

そう、ギネスはアイルランドのビールなのだ。

…正直、んなもん近所のパブで飲んでくれ\(^o^)/なんなら、缶ビールを買ってきてやってもいい。

というのが本心だったのだが、この機会を逃したら本当に一生アイルランドの地は踏まないだろうと思い、腰はめちゃめちゃ重かったのだけれど、旅行してきた。

ロンドンに住むようになってから、これを逃したら行かないと思うから、という理由でイギリス国内も旅行してみたりするのだけれど、移動時間を1時間ちょっと増やすだけでパリ、ローマ、バルセロナ、みたいな世界的な観光地に行けるので、どうしてもそちらのほうに魅力を感じてしまって(注:個人的な感想です。)、そちらが優先になってしまう。

私にとっての旅行の醍醐味は、目新しいものを見れること、とかそんなんだから、そういう意味でもイギリス国内旅行のプライオリティはどうしても低くなる。(いつもイギリスの景色見てますからね。)ダブリンもそういう意味では「イギリスに似たところ」というイメージがどうしてもあって、前向きになれなかったところもある。

まぁでもなんにせよ、ダブリンに旅行をしてきた。

白地の部分がアイルランド。ハートマークがダブリン。ダブリンはアイルランドの首都。

 
BlogPaint

それ以外のオレンジや薄いオレンジの部分は、UK(イギリス)。

イギリスとの間に時差はない。

アイルランドはEU加盟国なので、通貨はユーロ。でも、シェンゲン協定には加わっておらず、代わりに(?)イギリスとの間で共通旅行区域という形で相互の国境を開放する政策を取っているよう。 

ロンドンからアイルランドに入るときにはパスポート審査があったけれど(なぜこれが必要だったかが逆に分からないけど…)、 イギリスに戻るときには審査なしで、国内旅行みたいな感じで帰ってきた。

そんなに大きくない1つの島の中に2つの国がある、というのは不思議な感じ。

天気はイギリスみたいな感じで、曇りのち雨。7月なのに気温は10度くらいで、冬かと思った。


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でも、意外に(?)海がきれいだったなぁ。

宿泊したホテルは、 キャシディーズ ホテル(Cassidys Hotel)。

夏のダブリンはホテル代がけっこう値段が高くてびっくりした。大通りに面していて、エアコーチ(空港からのシャトルバス)のバスストップも近くにあって、便利な立地。中も重厚感あるインテリアで素敵でした。唯一の難点は無料wi-fiが入りにくくてほとんど役に立たなかったこと。

全3回で、ダブリン旅行をお送りする予定です。

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