もし僕らの言葉がウィスキーであったなら

村上春樹による、スコットランドのアイラ島とアイルランドのウイスキー蒸留所を巡る旅行記。


村上春樹で読むのはもっぱら長編小説で、短編やエッセイはあんまり好みではなかったりする。この本は人から回覧板のように回ってきたので読んでみた。

(脱線するけれど、外国暮らしをしていると、「はい、次はあなたどうぞ。」みたいな感じで本がぐるぐるとコミュニティの間を回っている光景に出くわすことがある。よく分からないけれど、懐かしい気持ちになります。)

アイラ島はシングルモルトウィスキーの聖地で、この本の執筆当時には7つの蒸留所があったよう。それを巡ったり、ウイスキーを飲み比べたり、現地の人に話を聞いたり、という内容。写真が多く、文字数は少ない。

現地の人が話した言葉さえ、最終的にすべて村上春樹節になっているのは面白い。

村上春樹の本は、ロンドンの一般的な本屋、たとえばWaterstonesなどでも普通に並んでいます。英語の勉強がてら、読んでみようかと思ったこともないわけではないが、結局実現していません。

それでも、「やれやれ」をどう訳すのだけは気になって、検索してみたのですが、あの言葉遊びみたいな何かを英訳するのは至難の業、ということだけは分かりました。やれやれ。

 

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