インベントリーチェックとは、イギリスの不動産を借りる際、入居時と退去時に行う一般的な手続き。
入居時にチェックしたその不動産のコンディションや付属設備、借りている家具などの詳細を契約書にまとめておいて、退去時にその契約書をあらためて引っ張り出してきて、入居時と比べて汚してしまった部分や壊してしまった備品などがあれば、デポジットの中から修理代費用が差し引かれる、という仕組みの制度です。
今回は退去をするので、入居時に作成してお互いが持っているインベントリーチェックリスト(契約書)をもとに、備品や家具をチェックしていきました。
うちの場合、立会したのは、
- 私たち
- 不動産仲介・管理業者(日系)
- 大家さん
- インベントリーチェック業者(インベントリークラークという)
インベントリークラークは大家さんが発注しているので、大家さん側の人間です。不動産仲介・管理業者は私たちと大家さん両方が顧客なので、どっちの立場というわけでもありませんが、一応日系なので細かい部分の通訳などしてくれます。
はじめに、既に壊してしまって代替品を用意したものに関する説明や、途中で壊れて大家さんに報告済みだけど、修理不要だったので修理を要求していなかったものの説明などをインベントリークラークに行います。(ここで、前日の掃除のときに壊されてしまったものについても説明w)
そのあとは、インベントリークラークがひたすらチェックをして、それを家の中で待つだけ。1時間半くらい、不動産屋さんや大家さんと世間話をしながら、ダラダラ待つだけw なんぞこれw
…暇っ!
インベントリーチェックが終わると、数日以内に退去時のインベントリーチェックリストが作成されてメールで送られてきます。…当日中に、「あれがない!」「ここが汚ない!」とかって指示を受けるもんだと思ってたんですが、特に何もなく、ただただインベントリークラークが淡々とチェックして、ただただ待たされ、そして解散するだけでした。
インベントリーチェックリストの内容に相違がある場合、7日間の間であれば修正に応じます、って言われたんだけど、インベントリーチェックの後いつまでもイギリスにとどまるわけじゃないし、修正っても現場の確認作業もできない中で、できることに限りがあるよね…?と若干の意味不明さが残る感はありましたw
チェックリストの内容が確定した後、そのリストを基に大家さんが検討して、お金を請求するか否かを決定する手順だそうです。うちは結局、何にも請求されずに済みました。(っていうか、うちの場合は本当に大家さんに恵まれた。故障した備品なんかの連絡したら当日か翌日にはとりあえず様子見に来てくれるし、きちんと修理手配もしてくれることばかりだったし、事前にネットで見ていたイギリスのひどい大家さんの話とは良い意味で正反対すぎた。)
なんとも拍子抜け&曖昧模糊としたインベントリーチェックでしたが、無事に終わってよかったです。
いつも楽しく拝見しておりました。
私も今現在イギリスに駐在しておりまして
地域は違えど私は一人で「同じイギリスで頑張っている方が!私も頑張ろう!」と常に励まされていました。
日本に本帰国されるのですね・・・
一人勝手に寂しくなっています。
海外転勤お疲れ様でした。
私はあと1年頑張ります‼
こんにちは。コメントありがとうございます。また、いつもお読みいただきありがとうございます。
イギリスの別エリアにお住まいとのこと、ロンドンとはまた少しずつ事情も異なるところもあるでしょうけれど、海外に住むならではの大変さはどこでもありますよね^^;
花さんはあと1年とのこと、大変ながらも、ぜひ色々と楽しんでくださいね^^