ロンドンのマーブルアーチにある日本食レストラン。
オーストラリア人の元Nobuのヘッドシェフ、Scott Hallsworth (スコット・
ホテルから徒歩圏内の日本食ということで出掛けたのですが、クロブタという名前で瞬時に外人プロデュースのお店ということは分かっていたため、あまり期待していなかったのですが…
(ワガママとかワサビとかスモウとか、名詞が名前のお店は外国人オーナー。苗字or 地名+~屋 or ~亭など、日本っぽい名付け方だと日本人オーナーの可能性が高い。)
意外にも美味しかったのです。
牛のたたき。これは普通に牛のたたきの味で美味しい。
たきこみごはん、と書いてあったのでオーダーしたら…
リゾット風!しかも、トビッコがワサビ漬けになっているので緑!!!すごい!
しかも、こんなに一風変わった感じの料理であるにもかかわらず、日本食としての芯の部分は残っているという謎の素晴らしい感じ。外国人が作る日本食の中でも、かなり美味しい部類。正しいフュージョン料理?というか、なんというか。
やきとり。これも美味しい。
ポークリブ。これも美味しい。
いかの唐揚げ。これは美味しいけど、中身に比べて割高感はあるかも。
新宿のネオン街の絵もあって、なんだか懐かしい気分になりました。
お値段は高めですが、日本人オーナー以外のインスパイア系の中ではかなり美味しい部類だと思いました。
kurobutaと言えば、あの問題を思い出します。
この店の営業に関しては日本人の中でしこりを感じている方も多いんですよ。
また周辺の土地所有者の不安もあおり、女性団体も巻き込んでの騒動となりました。
恐らくご存じないかと思います。
もちろん食事をする場所として選ぶ選ばないは個人の自由です。
ましてや今となっては痕跡がないので余計なんとすることもできません。
残念な事は、問題にあたりオーナーは我々の気持ちを汲んで動いてくれたわけではない事です。そこが私も含めしこりとして残っている部分です。
貴方様のブログを読んで参考にされる方々にただ美味しそうだからと来店される前に、この様な背景もあることを知って選んで頂きたいとコメントさせていただきました。
決して記事に水を差すためのコメントではない事は下の記事で理解していただけると思います。
Evening Standard の記事
http://www.standard.co.uk/news/london/kurobuta-chef-to-remove-sleazy-signs-after-feminist-protests-a3086401.html#commentsDiv
問題に取り組んでくださったジャーニーさんの記事
http://www.japanjournals.com/special/7109.html
この件については存じていますが、私は特に問題だと思っていません。日本人の中でしこりを感じている方も多い、とのことですが、あなたがしこりを感じていることは理解しましたが、「多い」については納得しかねますし、そのような表現方法でもって、私はあなたの主張を、はいそうですか、と納得する気にもなりません。
それに、私のブログを読んだだけで100%私の意見を全面肯定したり追随したりするような方、いるように思えません。皆さん色々な情報をご自身で入手されて、その上で自分の行動を判断されていると思います。ご安心ください。
ご自身で何か主張があるのであれば、自分でサイトなりを開設して主張されることをおすすめします。