皇太子と雅子様も留学していた、オックスフォードでカレッジ巡り。

先日、オックスフォードに行ってきました。

ロンドンのパディントン駅から、電車で1時間~1時間半程の距離です。
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チケットは当日の窓口購入で往復(時間指定・座席指定なし)で24.8£でした。色々な情報を調べると30分に1本ほど電車があるということでしたが、今回実際行ってきた感覚では1時間に1本程度しか便がないような感じでした。日によって違うのかな???

パディントン駅を出発してしばらくすると、こんな感じの長閑な雰囲気が続きます。。。イギリスって少し街を外れるとすぐに長閑な雰囲気になりますよね。
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さて。
オックスフォードと言えば、オックスフォード大学ですよね。ですが、日本の大学組織とは少し組織の成立ちが異なるようです。46のカレッジ(教職員と衣食住を共にする学校のようなところ)がそれぞれ別々に存在し、それらの連合体のことを「オックスフォード大学」というそうです。「オックスフォード大学」という名前のキャンパスがあるわけではなく、学生のキャンパスライフはあくまでもカレッジの中で行われるようです。

オックスフォードの街の中には、本当にたくさんのカレッジが点在しています。今回は、そのカレッジの中のいくつかを回ってみました。

まずは、一番有名なカレッジ、クライスト・チャーチ。ここは数あるカレッジの中でも特に優秀なカレッジらしく、13人のイギリス首相を輩出しているらしい。それに加えて、ハリーポッターの撮影場所としても有名で、グレートホールという食堂が魔法学校の食堂のモデルとなっているらしい。が、しかし、グレートホールは改修工事中で15年3月中までは立入禁止でした…(´Д⊂)
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その次は、マートン・カレッジ(Merton College)へ。ここはオックスフォード最古の常設カレッジ(1264年)で、なんと皇太子が留学していたのはこのカレッジらしい。学習院大学を卒業した後、ここでテムズ川の水運史を2年間研究し、博士前期課程を修了されている、らしい。ほえー。3£で見学ができます。
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マートンカレッジのチャペル。きれいでした。
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ここでの留学を終えた翌年(昭和61年)、皇太子はスペイン国王の娘の茶会に参加した際、当時外務省条約局長だった雅子様の父親に連れられてその会に参加していた雅子様と、初めて出会ったんだとか。ちなみに当時の雅子様は、外務公務員I種試験に初の女性キャリア官僚として合格して内定中、だったらしい。ほえー。

それから、Braisenose CollegeやOriel Collegeを覗きつつ、観光客は入場不可ということで断念。けっこう入場不可のところが多いです。まぁ、学生の勉強の邪魔になりますからね。

そして、最後は、ベイリオル・カレッジ(Balliol College)へ。こちらのカレッジは、雅子様が外務省勤務時代に研修留学として2年間留学をしていたカレッジらしい。スペイン国王娘の茶会の後、いったん距離を縮めた2人でしたが、雅子様の母方祖父がチッソの社長だったことからお妃候補から外れていた時期に、このカレッジへ留学していたようです。ほえー。ここは3£で入場できました。
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こちらはカレッジ内のチャーチ。
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さて。まぁ、雅子様は置いておいて。

オックスフォード大学は良い大学なので、「皇太子が海外留学先にオックスフォード大学を選んだ」ということを当たり前に受け流してしまうかもしれないけれど、一国の未来の天皇の留学先をここオックスフォードにしたという選択は外交的な意味等から見ても、非常に重要な選択だったはずです。アメリカだって、パリだって、ドイツだって、選択肢はあったわけです。もしアジアの大学に留学していたら、もう少し違う未来が待っていた可能性だってあります(現実可能性はあまりなさそうだけれど)。そういうたくさんの選択肢があった中で、皇太子はオックスフォードを留学先に選んだ。最大限のイギリスへの敬意とも捉える事もできますよね…もちろんオックスフォード大学が非常に優れた大学だという大前提があるにしても、ね。今まで意識したこともなかったけれど、戦後の日本はずっとイギリス(やアメリカもだけれど)を目指して、何かを学び取ろうとしてきたんだなぁ、と感じました。

じゃあ、反対に、東京大学を目指してきてくれる外国人の質ってどうなんだろう??って気になりまして、東大卒の著名人一覧をウィキペディアで見てみたんですが、外国人は3人しかリストアップされていませんでした。。。そういうことです。日本の大学は全然、外国の第一級の人たちが何かを学び取ろうとする場になれていない、ということです。もちろん、言語の問題もありますし、世界から優秀な人が集まるオックスフォード大学の優れた環境やコネクション作りが魅力的なのも分かります。でも、東大だって英語で授業を行うことはできるし、コネクション作りの場として有機的に活用できるように企画していく
ことは出来るはずです。でも、現状は全然足りてない。もちろん目白台に国際宿舎を建設してアジア人材を取り込むとか、いろんなチャレンジしてるんですけどね。

人間って、単純だから、数年もその土地に住めばだいたいその土地のことが好きになるわけで、慣習や文化も深く理解してくれて、そういう人材がオックスフォードのような大学を経由して世界各国に存在している、しかもそれは第一級の人達、というのは、イギリスのものすごい財産なんだよね、きっと。

そして、私が今回の旅ですごく目に付いたのは、中国人の子供たちが団体でたくさん旅行に来ていたこと。この中の何人かはきっと、この旅行でオックスフォードに憧れを持ち、実際に留学にやってくるんだろう。だいたい、10数年先の未来かなぁ。反対に日本人はおじさんとおばさんしかいなかった、私も含めて。そんなオックスフォードの街の様子を見て、あぁ、未来の日本はどんなかなぁ…、と思うオックスフォード旅行なのでした。ちゃんちゃん。

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