イギリスでの生活に慣れてしまったのか、一時帰国をすると今まで日本では当たり前だと思っていた色々な事に違和感を感じてしまうようで、「えっ、こんなんだっけ???(‘A`)」と驚くことが多かった今回の一時帰国。特に日本での労働環境のあり方がイギリスと違い過ぎて、なんだか日本で再就職できなくなりそうな感じでした(笑)。
まず驚いたのが、羽田空港から実家近くの駅までの間のリムジンバス。リムジンバスのスタッフのテキパキっぷりが半端ない。1300円ぽっちで実家近くまで送ってくれるなんて、こっちがありがとうを言わなきゃいけない状態なのに、スタッフはペコペコ、常に小走り。明らかに「お・も・て・な・し♪」を意識した対応なんだけれど、ペコペコすることはおもてなしとは関係ないのでは…?と思った次第。小走りとかしなくていいから、ゆっくり歩いて…(‘A`)そりゃあ仕事でストレス溜まるよ、って感じ。もっとラフでいいのに…。
そして、洋服を買いに行った時にも、店員さん達は動かないといけないと思い過ぎているのか、ほんのちょっとのハンガーのズレをちょこちょこ直したり、無駄に洋服をたたみ直したり。でもその結果、お客さんの前を何度も横切って、「…正直邪魔\(^o^)/イギリスの店員みたいに端っこでおしゃべりしててくれる…?」ってな感じ。お客さんももう少し雑然とした店内でも許容してくれると思うんだけどなー。そしたら労働者側も楽なのに。。。
あと、一番驚いたのが(これは労働環境ではないけれど)。「1万円以上お買い上げの方には~…」と言って、要らないグッズがたくさん付いてくること。RMKでファンデたくさん買ったら、
1か月くらい使えそうなシャンプー付いてきたし、下着買ったら、
くっそダサいミラー付いてきたw
こういうのってロンドンではほとんど無い。ペットボトルにおまけが付いているとか、ああいうおまけ文化もロンドンには全く無いですね。別に誰も欲しいなんて言ってないものを自ら進んでプレゼントして原価上げて、その結果利益も給料も上がらない…、みたいな日本の闇を見たような気がしました。特にこのリボンのミラーは誰も欲しがらないようなダサいデザインで、販促活動として成立していない感があるのですが…(笑)。
なんというか、イギリスの方が「売れるものは売れるし、売れないものは売れない!」っていう感覚がある気がして。無駄なものを買わせる方向の販促活動ってそんなに見なくて、まとめ買いすればお得or値引き、という方向が多い。そして、それは現場の労働者の課題じゃない。日本の方は、「どうにかしてあと1品、本来は必要ないものを買わせよう!ついでにおまけ付き!」みたいな邪道な方向に走りがちな気がして、そしてそれを現場の労働者が必死に売ろうとする、という…。
んー、なんか日本つらいなぁ\(^o^)/また働けるかなぁ\(^o^)/と感じてしまった出来事でした。適当な性格で、細やかな気配りに欠ける私は、イギリスもけっこう合うみたい。
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