日本でヨーグルトといえばどこの国?と質問したら
ブルガリア一択ですが、
イギリスでは
ギリシャ、のようです。
(とは言っても最近日本でも、ギリシャヨーグルトって出てるんですよね。2年で随分時代は変わるもんで、もはや浦島太郎です。)
グリークスタイルのヨーグルト、というものがヨーグルト売り場にたくさんあります。(イギリスでは本当にギリシャ産のヨーグルトしかグリークヨーグルトを名乗れないそうで、Greek Style(ギリシャ式)として販売されていますが。)
っていうか、グリークヨーグルトしかなくない?ってくらい、グリークヨーグルトだらけです。(それは言いすぎかw)
水切り製法(straining)で作られるチーズのように乳清(ホエイ)や水分を取り除いた多少堅めのヨーグルトをグリークヨーグルトと言うそう。もちろん味は乳製品なのでヨーグルトと似ていますけれど、食べてみると確かにちょっと堅め、水分少なめのヨーグルトです。
こちらは本場ギリシャの元祖ブランド的な存在の、FAGE。
さすが元祖だけあって、数あるグリークヨーグルトの中でも水分少なめ。端的に言うと、まずいと私は思ってます。
私はもともと乳製品がそんなに好きではなくて、幼稚園のときはいっつも最後まで居残りさせられて半べそで牛乳飲んでたタイプだったのでした(さすがに今は牛乳普通に飲めるけどw)。そんな私にとってヨーグルトは、栄養あるしたまには食べなきゃ、って感じで義務感から買う存在だったりします。
渡英当初、そんな気持ちからたまたま手に取ったのがグリークヨーグルトだったようで(だって、売り場のほとんどがグリークヨーグルトだから!)、「イギリスのヨーグルトって変な味!」って思っていた記憶があります。ま、イギリスのヨーグルトじゃなくてギリシャのヨーグルトだった、ってオチだったわけですが。
半年後くらいに知人に相談して、やっと事の顛末を理解しました。グリークって書いてあるものは、水分少ない、私が苦手とするヨーグルトなんだ、ってことを。
でも、フレッシュチーズ系の味が好きな人はこのグリークヨーグルト、大好きだと思います。私はリコッタチーズとかブラッタチーズとかフェタチーズとか全部苦手なんですが、好きな人はすごく好きなチーズですからね…。実際、「イギリス グリークヨーグルト」とかで検索すると美味しいって言ってる人しか出てきません。
でも私は、ギリシャヨーグルト苦手だよ!牛乳好きじゃない人は絶対苦手だと思う!牛乳の嫌なところが濃縮したような味だもんw 嫌いな方、ぜひ食べてみて~(こんなこと言われて食べたかないだろう。)
そして、グリークヨーグルトよりももっと堅いのが、スキール(SKYR)という、アイスランド式のヨーグルト。
かなり堅くて、一度お皿に移すとその形のまんまに保たれるくらい堅い。
このスキール、アイスランドではヨーグルトではなく、ヨーグルトとフレッシュチーズの間にあるような商品として認識されているそう。でも、イギリスではアイスランド式ヨーグルトと呼んでいるようで、置いてある場所もヨーグルト売り場です。
ヨーグルトと同じように、色々な味があります。写真はストロベリー味です。プレーンなヨーグルトと比べると栄養価も高いんだとか。
スキールを紹介するウェブサイトには、「ハマっちゃうこと間違いなし!」とか書いてありますが、ぶっちゃけ私は普通のプレーンなヨーグルトの方が好きですねwww
個人的うまい順 プレーンヨーグルト > ギリシャヨーグルト > スキール
スキールは濃厚すぎていつまでも舌に残る感じ。濃厚ラブ派にとってはたまらないのかもしれません。
今まさに、FAGEを食べながら「そういえばこっちにはブルガリアヨーグルトやカスピ海ヨーグルトみたいなのないな〜」と思っていました(笑)
確かに売り場はギリシャヨーグルトばかりですよね!
スキールというヨーグルトはまだ食べてないので今度買ってみます(^O^)
あ、最後スキールの説明がアイルランドになってます(^.^;
アイルランドの件、ありがとうございました(笑)。さっそく訂正^^;
ギリシャヨーグルトがお好きなら、スキールもきっと好きですよ^^ぜひぜひ。
ダノン社のやつとか、比較的水分多めで日本っぽいヨーグルトだと個人的には思ってます^^;