イギリスのスーパーでは常時数種類のキャベツが並んでいます。日本よりも種類が多く、その使い方も様々。自分のメモ代わりも兼ねて、まとめてみます。
Sweetheart Cabbage
Sweetheart Cabbage、もしくはPointed Cabbage、Spring Cabbageというキャベツ。
とんがっている形が印象的だけれど、日本のキャベツを使いたい時に代替品として使いたいならこれではないでしょうか。普通に炒め物とかやみつき塩キャベツ系のサラダとかに使ったり、お好み焼きを作ったり、あと千切りにしてトンカツの横に置いたりするにはこのキャベツが好き。
Savoy Cabbage
日本ではちりめんキャベツと呼ばれているらしい、サボイキャベツ。見た目が本当にちりめんみたいで、ボコボコしていてちょっと気持ち悪いのだけどw
煮崩れしにくい性質を持つようで、ポトフなどの煮込み料理に使うのに向いていると言われる。
だから、ロールキャベツとかにも、向いてます。
普通に日本で作るロールキャベツより、キャベツの存在感がある感じに仕上がります。なので、好みが分かれそう。
私はスイートハートキャベツでつくったロールキャベツのほうが日本の味っぽくて好きですが、スイートハートキャベツは葉っぱの大きさがすぐに小さくなってしまって数枚しかロールキャベツ用の大きさの葉っぱを確保できないし、硬い部分も多いのでタネを巻きにくいのですが、サボイキャベツはその点では利便性があるので、作るのはサボイキャベツの方が若干楽な気がする。
それから、作ったことないけどオーブンでグリルしても美味しそう。(このレシピは日本のなので日本のキャベツで作ってるけど…)
【ELLE a table】キャベツのグリルサラダ アンチョビソースレシピ|エル・オンライン
White Cabbage
見た目的には一番日本のキャベツに似ているホワイトキャベツ。写真は緑っぽいけど、もっと白いものがよく売ってる。
でも、硬くて生では食べられないですね…。くたくたに煮込んで食べるのが向いているそう。
ザワークラフト作る時はこのキャベツが向いているそうで、要は一回火を通さなきゃ食べれないと思った方がよさそうですね。(ザワークラフトなんてその上千切りしてるわけだから、推して知るべしというか…。)
私は硬いキャベツとか芯の部分って嫌いなので、ほとんど買いません。
Red Cabbage
日本では紫キャベツ、といいますが、イギリスでは赤キャベツと表現するのが面白い。日本では千切りにする程度ですが、イギリスではもうちょい活躍している印象のあるレッドキャベツ。braised red cabbageとか有名ですね、私は色が駄目なんであんまり好きじゃないですが。
イギリスで有名なレシピはこちらから。
芽キャベツ
芽キャベツ。英語ではブリュッセルスプラウトと呼ばれます。茎ごと販売していることもあり、その姿はちょっと気持ち悪い。
これはポトフとかスープに入れても美味しいし(個人的には普通のキャベツを刻んで入れるよりもこれを入れた方が好き)、ラム肉とかの添え物としてオリーブオイルと塩コショウだけで一緒にローストしちゃって、横に置いておくだけでも添え物として一品になるので地味に便利なお野菜。オーブン料理がたくさんあるイギリスならではのお野菜かも。
芽キャベツ×栗プラスα(ベーコンとか)で炒めたりローストしたりするのもクリスマスの定番らしく、まぁありっちゃありな味。(私は好きだけど、夫にはへんなの、って言われた。)
おわり。
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