ニューアーク・アンティークマーケットに行ってきました。
ロンドンからはちょっと遠く離れたところで開催されるこのマーケット。距離を考えて二の足を踏んでしまっていたのですが、「もし行かないままで日本に帰国することになったら後悔しそうだしな~…。」と思い、行ってきました。
ニューアークのアンティークマーケット(Newark Antiques&Collectors Fair)は、ヨーロッパ最大級とも世界最大級とも言われるアンティークのマーケットです。2カ月に1度の頻度で開催されています。このところは偶数月に開催されている模様。(詳細はこちらから:http://www.iacf.co.uk/newark)
もうひとつのヨーロッパ最大級のアンティークマーケットである、リンカーンのアンティークマーケット(Lincolnshire Antiques & Home Show)とあわせて、1週間のうちに連続で2つの巨大アンティークマーケットが近隣で開催されることから、日本から買付に来る業者なんかもいるんだとか。(日本人にも数組会いましたが、もちろんケンプトンほどではありませんでした。)
行き方は、Kings CrossからNewark North Gate駅まで電車で直通で1時間半。そこからは、専用バスも出ているけど本数少ないので、タクシーで(10£くらい)。そして2日連続で開催されるのですが、初日に行くと入場料が20£かかります。2日目だけだと5£かそこらで入れますが、ストール(出店)の数も少なくなるそうです。今回は最初で最後だし、と思い、(ホントかよw)初日に乗り込み。行くだけでそれなりにコストかかりますねw
ケンプトンより朝早くなく、9時スタートで17時くらいまではやっているようですが、15時くらいには人も少なくなって店じまいの雰囲気が漂い始める感じでした。私は11時前くらいに到着しました。
さて。ここからは写真多めでお送りします~。(今日のブログは超長いです。)
いつも行くケンプトンよりも、大きめの家具とか、セットで揃った椅子が多い印象。本当に色々な種類があるので、好みのものを選べそう。
っていうか、ケンプトンの7~8倍くらいはある感じでした。すうううううっごい広いです。見たことないアイテムばかりで楽しいです。
中には、インテリアショップかのような雰囲気ある素敵なストールも。
木箱のお店もいくつかありました。可愛かったけど、何に使うか考えても思い浮かばなかったので断念。大きめのものでも20£とか、それくらいの相場感です。
小瓶のお店。安いものは50ペンスくらいから。高いものでも4£くらいでした。
動物の角だけをひたすら売るお店も、数店舗。こういうの、手に入れようと思えば手に入るんだねwすごいw
ただ、日本に問題なく持ち込めるんだろうか(笑)?
よくインターネットのアンティークショップで見つけるような、ホーロー鍋もたくさん。
この中からキレイなものを見つけるのはけっこう面倒くさそう(笑)。
その他にも、二つで199£の椅子。(わりとお手頃プライスじゃないw?)
こっちは、動物の角でできたテーブルと椅子。ケンプトンではなかなか見られないアイテムもたくさんでした。見るだけで楽しい。
デッキチェア。これはイギリスのアンティークのテレビ番組でもよく見る商品ですよね。(イギリスではほぼ毎日、アンティークに関する番組が放送されています。)ぶっちゃけ、私はこのアイテムの魅力はよく分からないんですが、好きな人は好きなんでしょーね。
よくオンラインのアンティークショップで見かける、ケーキスタンド。だいたい30£~50£くらいで売っていました(この写真は2連だけど、3連でも同じくらいの値段)。日本で買うより全然安いことは分かるのですが、これは何に使えばいいのだろうか?鉢植えとか置くのかな?素敵な使い方が分かればイギリスにいた記念にもなるし、即買いなんですが…。
デンビーのカップ&ソーサー。欲しかったんだけれど、思うような柄がなくって諦めました。
ホーンジーのキャニスター。ストールによりますが、このお店は大10£、中5£、小3£。でも、あんまり状態はよくないものが多かったかな。
昔、1990年初めにスージー・クーパーのある暮らし (暮らしの本) っていう本がブームになったらしく、この本が出てからしばらくの間、日本人がアンティークマーケットに行くと「スージークーパーあるよ!スージークーパーあるよ!」って言われたらしい。
今でもたまに言われることがないわけではないけれど、今は「ホーンジーあるよ!ホーンジーあるよ!」って言われることのほうが多いように思います(私の年齢のせいもあると思うけど)。まぁ、北欧系のインテリアによく似合うもんね。「ここに映ってるもの全部で50£でいいから持って帰ってくれない?」と言われて草生えました。そんなに無理だよw
外だけでなく、室内のストールもたくさん。一か所ではなくて、そこかしこの建物の中でストールを広げる姿が。
室内はやっぱり食器とか、小物系が多いですね。
ストールって不思議で、全く興味ないストールはほぼ素通りなんだけど、すっごく可愛いストールは端から端まで買い占めたい気分にさせられる、というか。自分の趣味とぴったりのストールに出会うと大興奮してしまう。このお店が私にとっては死ぬほど可愛かった。
このセットも超可愛いわ。何度か見たことある、continentalってブランドの。デミタスカップなので使い道が少なそうで、断念したけれど。
あー、どれも可愛い。
悶絶。
それから、日本でも人気の裁縫箱もたくさん。これは32£。日本で買うよりもかなり割安。この辺りも、化粧品を入れたりしたら可愛いのは分かっているんだけれど、あと一歩勇気が出ず。
面白かったのは、ちびくろさんぼグッズ。ゴリウォーグ、っていうのね。
この食器なんて、他には、なかなかないでしょ~。迷ったのですが、コレクタブルなのか、そこそこのお値段なので諦めました。
それから、やけにデザイナブルなケトル。おっしゃれ!これは85£くらいと、やっぱり高かったですね。だって、可愛いもん。
ということで、めちゃめちゃ楽しんだニューアーク・アンティークマーケットでした。それでやっぱり、また行きたい!ってなっちゃってるから厄介w
次回は誰も興味ないであろうけど購入したものをちょこっと紹介します。