イギリスで安い魚、鰯

イギリスは、島国なのにもかかわらず、概して魚が高い。

野菜に関しては、じゃがいも、ニンジン、玉ねぎ、マッシュルーム、果物全般…と、少ないながら日本よりも安いアイテムはあって、うまくそういうものを利用しながら節約を試みることも可能かもしれないけれど、魚はどれをとっても日本よりも高いように思う。

日本に暮らしているときによく買っていた、セール品で100円とかの冷凍の鮭とか鯖の切り身だって、北欧やチリからの輸入品だったのだから、イギリスだって輸入できるはずなのに、そういう商品もそんなに豊富じゃないし、なんだか理由は分からないけれどとにかく魚が高いのだ。

そんな中で私が最も愛しているのは、鰯（いわし）だ。理由は安いから。魚だってたまには食べないとダメだから、最近は栄養補給目的でサーディンばかり買っている。

鮮魚コーナーに売っていたSmall Sardine。

4匹で、1.28ポンドなり。けっこう大ぶりよ。文句なしに安い。いいんだもん、わが家は鰯で。

（そんな節約は止めて旅行の回数を減らしなさいよ…という意見もあろうが、何にでも「妥当な価格」というものはある。旅行は日本から来るより圧倒的に安い、魚は圧倒的に高い、それだけだｗ）

初めは頭を切り落とすと火サスのメロディーが頭をよぎって怖かったのだけれど、意外にも開くのは簡単で、かば焼きなどにして美味しく頂いている。

その他には、イカも比較的買いやすい値段だったり、値段そのものは高いけどロブスターはイギリスらしい魚介類で、やっぱり美味しい。