MSCクルーズ アルモニア号で行く西地中海クルーズ7日目。今日が観光最終日です。この日まで、あっという間に時間が過ぎていきました。
今日はイタリアのリボルノという港に寄港。8時から19時まで観光を楽しめます。
とは言え、リボルノに目ぼしい観光スポットはありません。
殺風景な港町です。
実際のところリボルノの観光する人はほとんどおらず、エクスカーションでフィレンツェ、ピサ、チンクエ・テッレのどれかに行く人がほとんどのよう。今日は乗客の多くがエクスカーションに参加するため、クルーズ船の下にはバスがたくさん停まっています。
わが家はフィレンツェを選びました。行きと帰りにバスを利用するコースで、1人45€のエクスカーションです。
8時半頃にバスは出発し、フィレンツェに到着したのは10時半頃。ここから集合時間の4時までの5時間半しか、フィレンツェ観光の時間はありませんが、時間の限り楽しみます。
まずは、アカデミア美術館にダヴィデを見に行きます。
アカデミア美術館はなんと2時間待ち。そんなに待ってたら他の観光ができなくなってしまう、ということで、イタリアだとよくあるダフ屋的な前売り券屋さんでチケットを購入。お金かなり勿体無かった。でもだって、クルーズのバスが何時にフィレンツェまで到着するかの事前情報がクルーズ会社から全く知らされないんだもの…。このあたりの運営はちょっと不満。
でも、ダヴィデ見れた。
後ろからも。
アカデミアという名前の通り、この美術館はフィレンツェ美術学校に付属する美術館という位置付け。学習用と思われる(?)黒い点が打たれた彫刻があちこちにありました。
さて。ダヴィデを見た後は、アカデミア美術館の近所にあるサン・マルコ美術館に移動します。
正直なところ、私彫刻ってあんまり興味なくてダヴィデもどうでもよかったんですが(夫が希望したので見た。)、このサン・マルコ美術館は絶対来たかった場所。
でも、ここは行列ゼロであっさり入れたので拍子抜け。そんなもんなのね。
そして、
階段の上に、あったー!
はぁ。美しや。
サン・マルコ美術館は、ドミニコ派の修道院の中にある美術館で、ここで修道士をしていたフラ・アンジェリコが僧房にフレスコ画をたくさん残しています。特にこの受胎告知に会いたかった。
僧房は全部で43室。そのひとつひとつに、フラ・アンジェリコが絵を描いています。
この受胎告知の絵の僧房に住めた修道士がちょっと羨ましい(笑)。
その後はメディチ・リッカルディ宮殿の中庭を通って…
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会へ。
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その知名度の割に、中が案外地味で驚きました。
薬局が有名なだけかしら?(肝心の薬局には時間切れで立ち寄れず…。)
この後は、ウフィツィ美術館に向かいます。
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