ウィーンからプラハは列車で移動します。ウィーンの駅はドイツと似ている感じで、とても近代的。朝一番の電車でウィーン中央駅から出発です。
プラハまでは直通で4時間。(もちろん飛行機ならもっと早いのですが、今回は列車で移動です。)値段は22ユーロ、両国ともシェンゲン協定加盟国なので、パスポート見せたりとかは一切なしで、本当にただ電車に乗るだけでプラハへ到着。(買うかは別として、事前に時刻を調べるにはレイルヨーロッパジャパンが便利、日本語なので。)
プラハへ到着すると、雰囲気が一転。古い感じのするプラットフォーム、ほんのりと漂う旧共産圏の雰囲気、油を塗ってなくてブレーキの音がはんぱない列車…。私、20年くらいタイムスリップしましたっけ( ゜д゜)?ってな感じ。
とりあえず地下鉄を乗り継いで、ホテルへ。…と思ったら、おもちゃのような切符販売機に面喰う。この販売機、すごいw
コインしか入らない仕組みなのだけど、両替したばっかりなのでコイン持ってない旅行客ばっかりで、みんなマゴマゴw辛うじて1台だけ見つけたお札も入る販売機を見つけ、なんとか切符をゲット。ホテルへ荷物を預け、街歩きへ向かいます。
まずは腹ごしらえ
プラハの街は、キュビズムやアールデコなど色々なスタイルのカフェがたくさんあるようで。とりあえず、市民会館の1階にあるアールヌーボー様式のカルヴァルナ・オベツニー・ドゥームというカフェにランチに行きました。
スープとグラーシュ。グラーシュに添えられたチェコの蒸しパン・クネドリーキが、台湾のプレーンな蒸しパンみたいな味で、美味しい。
ミュシャ美術館
その後はまず、チェコ出身のアーティスト、ミュシャの美術館へ。
華やかできれい。モラヴィア向けに描かれたものは、インパクトが強かった。
カレル橋
その後は、歩いてカレル橋まで。1357年に着工した石橋。
対岸にはプラハ城が見える。そして、両端には聖像彫刻が。聖ヤン・メポムツキー像を触ると幸せになれるらしい。でも、橋の上は混雑しすぎていて触るどころじゃなかったよ。ロンドンのビッグベンのところの橋よりもずっと混んでいて、こんなに混んでる橋ってないかも、なんて思いながら。
50分の遊覧船にも乗りました。船からのカレル橋ショット。
旧市街広場
その後は旧市街広場へ向かい、ヤン・フス像を眺めながら…
タイ・パラダイスとかいう謎のマッサージ屋さんで疲れた足をマッサージ。てもみん的な感じで最高。イギリスにもこういうの欲しい。私が入ったときはガラガラだったのに、私が入口から丸見えの場所で気持ちよさそうにマッサージしてもらってたら、私を指さしながらたくさん外国人が入ってきた。マージンをもらってもいいレベル。
ユダヤ人街
プラハには、中欧最古のユダヤ人街が残っているようで、そちらも見学。ハプスブルグが金銭的に厳しかった時にはお金を貸すなどの蜜月関係があった時期もあるとのこと。フランツ・カフカも住んでいたことがあるようです(変身くらいしか読んだことないけど…)
新旧シナゴーク↓(ユダヤ教の教会)。ヨーロッパで現存する最古のシナゴーク。
このエリアに住んでいた5万人超のユダヤ人の3分の2はアウシュビッツに送られ亡くなってしまったようです。
プラハ街歩き
マラー・ストラナ地区の赤煉瓦の屋根。(プラハ城の丘の上から)
可愛いアニメちっくな壁画。
国民的人気のモグラのクルテク。気持ち悪、とか思っていたのに最後の方になると可愛く見えてくる不思議。
チェコの名物お菓子、トルデルニークにソフトクリームを入れて。トルデルニークは、バームクーヘンのように生地を筒状の棒に巻きつけて焼いて、砂糖をまぶしたお菓子。中にチョコを塗ったり、生クリームやアイスを入れてくれる。
ここにもアルチンボルド。
観光用の馬車ももちろん少しはいるんだけれど、圧倒的に多いのが観光用クラシックカー。珍しくてかっこいい。
プラハの街の建物、可愛い。
街中石畳で、(歩きにくいんだけれど)雰囲気あるし、これだけ広範なエリアが旧市街として残ってるのはすごいなぁ、と思いました。
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