先日、ギルトホールアートギャラリー(Guildhall Art Gallery)へ行ってきました。セントポール駅から歩いて10分弱のところにある、シティオブロンドンが管轄している美術館です。金曜終日と、それ以外の日でも3時半以降は無料だそうです。
ここにラファエル前派の有名な作品が何枚かあると知ったのはつい最近の事でした。このアートギャラリー、ロンドンの観光ガイドブックに載っていないことさえあるのですが、こういうところにシレッと著名な作品が展示されているんですね、びっくり。
これはラファエル前派じゃないけど…「レディー・ジェーン・グレイの処刑」。ナショナルギャラリーにあるもののちっちゃい版?
ミレイの「木こりの娘」。これはまだラファエル前派だった頃の作品。
ミレイの「初めての説教」と「二度目の説教」。きちんと隣に置いてあった!この作品、生で見てみたかったのです!可愛い~。初めての説教の時は背筋を伸ばして聞いているんだけれど、2回目のお説教のときは疲れて寝てしまった、というシーンをペアで描いたものです。
ロセッティの「ラ・ギルランダータ」。ロセッティと、かの有名なウィリアムモリスは同僚で、モリスの奥さんも含めひとつ屋根の下で暮らしていたことがあるそうです。ラファエル前派という若気の至り的グループ(いや、好きなんですけどね…)を組んでいた辺りの経緯も含め、私はロセッティとセカオワを重ねて見てしまいますw しかもロセッティとモリスの奥さんは不倫関係にあった、らしい。もう、ぐっちゃぐちゃwスキャンダラスなところが好きですw
黒人美術展も開催中でした。
そして、この建物の建築中に地中からローマ時代の円形劇場の遺跡が発掘されたようで、地下にはその遺跡が展示されていました。これにはびっくり!
そして1297年のマグナカルタも。これはかなり綺麗な状態でした。
たのしゅうございました。
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