ロンドンナショナルギャラリーで現在行われている、GOYA THE PORTRAITSへ行ってきました。2015年10月7日から2016年1月10日までのエグジビションです。値段はドネーションなしで16£。ゴヤの作品の中でも、ポートレイトだけを集めた展示となっていますが、ゴヤの人生に沿うような形でポートレイトの展示がなされていて、ひとつのストーリーのようになっています。
こちらは、アルバ公爵夫人。ゴヤのパトロンでもあり、不倫相手でもあったと噂される女性。彼女が「Solo Goya(ゴヤオンリー)」という地面のメッセージを指差している、なんとも意味ありげな肖像画です。しかもそのメッセージは、近年、絵画の洗浄によって浮かび上がってきたものだそうで…、なんという秘密の関係w 昼顔的な感じで興味をそそられます(☆゚∀゚)一青窈の歌声が脳内に…
彼女は、「裸のマハ」の顔パーツのモデルになっているとも言われているようです。ほえー( ・Д・)
「ルイス・デ・ボルボン親王一家の肖像」。こちらも、ゴヤの肖像画の中での代表作のひとつ。
「サンタ・クルース公爵夫人」。ギリシャ神話みたいで可愛いようで、なんとなく寂しげ。
「アリエタ医師と自画像」。医師に命を救われた時のゴヤの自画像だそうです。どっちかと言うと毒薬飲まされる手前のシーンみたいに見えるんですがw 背景の人物が怖い~。これは黒い絵シリーズと同時期に描かれたもののようで、まさにあの雰囲気ですよね~。ザ・後期のゴヤって感じ。
ゴヤの代表作が他にもいくつか来ているようでした。肖像画限定にしろ、まとめてここまでゴヤの作品を観れる機会もあまりないので、もう一度ネットで勉強し直して開催中にもう一度行けたらいいなー、と思いました。
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