日本のテレビが見れなくなると、人はどうなるのか?

ロンドンに来て1周年的なブログを書こうと思っていて、一つかねてから温めていたネタが、ロンドンに来てから日本のテレビが強制的に見れない環境になっての思わぬ変化についてだったのですが、最近似たような話を読んだので… こちらからリンクです。↓(・∀・)つ

情報ダイエットで簡単に幸福感が得られるという話

ちょっと引用すると…

自分が受け取る情報量と幸福感の度合いは反比例するみたいだね。

これは厳密な心理学の研究結果なんかでは全くなくて、単に半年間(無理のない範囲で)ネットとテレビから離れた自分の実感だから、効果には個人差があるのかもしれない。とはいえ、(情報ダイエットをすることで)少なくとも長年悩まされてきた抑うつ感、不安感、焦燥感のようなネガティブな感覚は日常から消え去ってしまったし、以前はリアルでの人付き合いが嫌いで仕方なかったけど、最近はわりと楽しめるようになってきた。あと、何かをやる前から怖気づくことも少なくなったし、そもそも何かをしようとする気持ち自体が増してきた印象すらある。

そうなんですよ。

初めは、日本のテレビが見れなくなって、どうなることやら…と思っていたのですが。結果的に、昔より精神状態がすごくいいんですよ(・∀・)まぁ、このブログの方のように鬱だったわけではないんですが、それでも人間って沈んだ気分になることもあるじゃないですか。でも、そういうのが、圧倒的に減ったんです(・∀・)つ

まぁ仕事も辞めたので、それも多少影響してるのかもしれないんだけど、(でもそんなにストレス溜まる仕事でもなかった。満員電車とも無縁だったし、残業もゼロだった…。)、一番影響してると思うのが、ニュースを見る時間が減ったこと。

わたし、ニュース見るのけっこう好きで、ニュースとかワイドショーがやってる時間帯は基本それを付けてたんですね。新聞読みましょう!とかニュース確認しましょう!って子供の頃からよく言われてて、その刷り込みってすごいなって今になると思うんですが。。。

それが全くできなくなって、日本のテレビはネットを通して多少バラエティを観れるだけになりました。やっぱりニュース系が好きで、ノンフィクション系も見れる状態なら見ちゃうんだけど、やっぱり圧倒的にバラエティの方が見れる状態になってることが多いので、それしか見れない。

で、イギリスのニュースも見るんだけど、聞き取ろうと努力しないと聞き取れないから、何気なくテレビをつけていても感情に影響しないってのがひとつ。それから、言葉が正確には分からないから、事件が起こったことまでは分かっても、詳細まで理解できなかったりして、完全な情報は入ってこない(笑)。

で、もうひとつ、多分、BBCってかなり視覚的に入ってくる情報に注意が払われている気がしていて、殺人の詳細画像とか、図説が圧倒的に少ない気がする。日本だと、「子供はここの部屋で胸を刺されて殺されて、親は二階の部屋で頭を殴られて倒れていました…」的なことを、視覚的に分かりやすいように図とか棒人間で説明したりして、リアル感を出すじゃないですか。あれを、イギリスのテレビで見たことがない。私が見たことないだけかな?

まぁそんなこんなで、世の中のバットニュースがあんまり手に入らなくなって、(ニュースって基本はバットニュースですよね。)、入ってくるのはツイッターで自分が選んだ情報と、あとはバラエティの世界だけ。日本のニュースは、ヤフーニュースとツイッターで知るだけになりました。そしてネットから得られるニュースだけだと、かなり断片的なことしか得ることができないということも、ロンドンに来て初めて知りました。ネットの時代だし何でも知れると思っていたら大間違いで、やっぱり地理的に離れていると、自分でコストをかけないとニュースの全容や今までの流れに関する記事は得られないのでした。(当然私はコストをかけていないので、断片的なニュースしか知りえません。ま、それが結果的に良かったのですが。。。)

で、まぁ、好きな情報だけ選んでると、アホになるみたいな意見もごもっともなんだけど~…でも、精神的にすっごい安定するんですよ。あー、今日も良い日だった\(^o^)/みたいな。バットニュースが映像として視界に入ってきませんからね。悪いニュースを知りさえしなければ、今日はいつも良い日なのでした。。。

毎日無意識に受け取ってる情報って結構自分の意識に影響するし、それをカットすると思わぬ効果が出るな~、と思った出来事でした。でも、別にこの話に科学的な根拠があるのかと言うとそういうわけではないのですが、リンクしたブログにとっても共感した~、というとりとめもない話でした。あー、今日も良い一日でした(・∀・)つ

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