イギリスのEU離脱から1週間。日本企業はどこへ行く?

おはようございます。今日でイギリスのEU離脱を問う国民投票から1週間が経ちました。

先週の土日には、まだ再投票へ向けた署名が行われたりして、ふわふわとした感じというか、現実を受け入れられない感じを外国人ながらに感じ取っておりました。

でも、28日のEU首脳会議でメルケルさんに「EU離脱決定を覆す道はない」と断言されちゃったりして、外国人の私から見ると、そろそろ残留派は諦めて、離脱に向けて腹を括るしか方法はないように思えてきました。(本当かは知らん。)

とは言え現状、UKはバラバラで、スコットランドは独立するって言ってるし、ロンドンも独立しようみたいな署名があったり、挙句の果てにブライトンでは「イギリスのモナコ公国になろう!」的な話もあるみたいで、もう笑っちゃいけないのは分かるけど、みんな自由すぎwwww

いや、笑えないのはわかっていますよ。残留派VS離脱派、富裕層VS労働者層、白人VS有色人種、ロンドンVS地方、とか、いろんな方向に亀裂が入って、これどうやってまとめていくんでしょうね。合成の誤謬っていうとちょっと違うかもしれないけれど、それぞれの正義で行動した結果ここまで取り返しのつかない事態になった出来事なんて、初めて見たかも。(ま、別にこれは取り返しのつかない事態なんかじゃない、って意見だってあるけどね。仮にイギリスが一つにまとまってくれるなら、そんなに離脱が悪いことのオンパレードとも思えないし。)

昨日(なのかな?)、在日イギリス大使館では日本企業への説明会が開かれたりもしていたようで、70社以上が集まって意見交換をしたんだそうです。 (実質はイギリスによる引き止め、みたいなもんなのかしら…?)
EU”離脱”受け 英大使館で日本企業に説明会

最近我が家でも、単なる頭の体操ですけど、もし自分が企業の意思決定者だったら、どこの都市に支店とか支社つくる?って話をしています。(レベルとしては大分低めの妄想レベルです。)

初めはスコットランドが独立してEU加盟するならエジンバラかしら、とか単純に思ったけれど、仮に独立をするにしてもそれが決定するのはずっと先だろうし、(なんなら油田を巡ってドンパチする可能性だってゼロではない気が。)そんな先まで企業は待ってられないから選択肢としてありえないね、とか。

英語使える、って意味ではアイルランド(ダブリン)? でも日本人コミュニティとか少ないだろうし、日本人学校もないだろうし、なんだかんだで現実的じゃないような気も。結局、フランスならパリ、ドイツならデュッセルドルフかフランクフルトかしらねぇ…。私、ドイツ語とかフランス語なんてone two three…から覚えなきゃいけないの無理!みたいな、そんなくだらない話ですがw

(私はスペイン押し!絶対ないけどw、暮らすなら天気いいしテロなさそうだしサイコー。)

企業だって英語しゃべれる人材はある程度いるだろうけど、ドイツ語とかフラ語できる人材はそんなにいないよね~。教育コストもかかるし大変ね、とか、余計なおせっかいばかり考えてしまいます。

イギリスが離脱するのはダラダラと2年以上かかるけれど、日系企業の動きは意外と早い気もします(何の根拠もないwでも、普通両睨みで対応するしかないじゃない?)。もちろんイギリスの拠点がすぐにいらない、なんてことにはならないはずなので、(もちろん引き続きイギリスにも拠点を置くって判断もあるはずだし)、新しい支社には別の人が配属されるだろうから、今イギリスにいる駐在員にはあんまり関係ないかもしれないけれど。

どうなることやら。

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3 件のコメント

  • 最近このブログにいきあたりました。ロンドンの日常。具体的で嬉しい!まだ、読み始めたばかりなので、過去の記事も楽しみで読ませていただきます。最近の世界の不穏な動きは心配でたまりませんが、イギリスで生活するのは私の夢。飽きちゃったという文面もありましたが、新たな読者もいるので、よろしくお願いします。

  • はじめまして~。こんにちは☆
    片栗粉やらお掃除道具やら、やたら具体的すぎるブログですが(笑)、お付き合い出来る範囲でどうぞよろしくお願いします☆

  • ダブリンにもいくつか日本企業の駐在員の方、結構いますよ。もちろん、日本人学校も。年に一度日本フェスティバルも開かれていますし、高校全国卒業試験には言語湧くで日本語の選択もできます。でも食に関してはまだまだですが。

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