ブログと身バレと私。やっぱり、女の敵は女なの?

お願いがあるーのよー 駐妻になるわーたしー 大事に思うならばー 耳をかっぽじってよく聞けー
出来ないことも多い中でー 細々と楽しんでる趣味のブログのことをー 人にペラペラしゃべるんじゃねえ\(^o^)/(最後ほとんど文字数合ってない。)

今日はドロッドロのギトギトでお送りします。どす黒いので、読みたくない方はそっ閉じしてください(・∀・)つ

駐在妻のブログってのはたくさんあるけれど、駐妻がブログをやる理由ってのは、

  1. 日本にいる友人や家族に元気な姿を見せるため
  2. 同じ境遇にいる友達を見つけやすくするため
  3. せっかく外国で暮らしているから、日々の日記として
  4. 暇だから

…こんな感じで使ってる人をよくお見かけします。私の場合は3と4から始まったけれど、PVをどうやって増やすか考えるのはゲームみたいで楽しいし、私のブログを検索で訪れてくれて、それが何らかの解決につながっている(であろうと想像している)と思うと、それもまた嬉しいです。

だけど、ブログをやっておいて無茶言うなって感じだけど、個人を特定されたいとは思っていません。

…っていうのも、ロンドンに来てあまり経っていない頃、色々と話していく中でひとりにだけ、「あのブログ書いてる人ですか?」って言われたことがあります。読まれて問題あることは書かない、ってのはブログを始めた当初から意識していたので問題ないっちゃないんだけれど、その人は当時毎日会う間柄だったこともあり、会う度に「ブログ読みましたよ!」と直接感想を言われるのは、なんとも居心地が悪かった(笑)。(まだ読んでくださっていたらすみませんwご無沙汰でーすw)

それに、1とか2の理由で書いてるなら何とも思わないのかもしれないんだけど、個人的には日本にいるときのようには人とおしゃべりできない分、自分の思ったこととかをどこかに吐き出す必要もあったりして、それは見られてもいいものだけを、できるだけ、他人が読んでも楽しいor Tipsになる、のどちらかになるように加工して書いている(つもりな)んだけど、(そして、どこかの誰かに受け取ってもらえることがある種の救いみたいなものだったりもする)、それでもどんな人にも外面と内面があるので、匿名だからこそ書けていた表現が書きづらくなる、ってのは、どうしてもある。

そんなわけでそのことがあってからは、できるだけ身バレしないように注意しながら書くようになった。(※身バレってのは、身元がばれてしまうことです。)特にロンドンってのは狭い世界だし、ばれないに越したことは無い。それでも身バレしちゃったらしょうがない、とは思ってるけど、この”おしゃべり空間”的なものが私にとっては結構重要なので、コソコソと今日もブログを書いているのです。夫もブログをやっていること自体は知っていたけれど、自由に書きたいので読まないでねー、と常々言っていました。

が、しかし。

夫の会社の飲み会のなかで、「お前の嫁っていつも何してんの?」って話題になり、「ブログ書いてるわー。どんなブログかは教えてくれないんだけどね。」という話になった、らしい。この話題自体は、駐在員の中ですごくよくある会話だと思います。駐在員同士、嫁が鬱にならずに元気でやってくれてることは結構重要なことで、そういう意味で、嫁が毎日なんでもいいから楽しいことを見つけて生活してくれているか、ってことは同僚同士の懸念事項だったりします。

でもそこで、ある方が、「検索すれば出てくるんじゃない?」って言いだして、結局、旅行先とかから私のブログを特定したらしい。そして、その方は休日の間にご丁寧に私のブログを読んでくださったらしく、週明けに私の夫に感想までお伝えくださった、らしい。

…いや、夫にもブログの内容教えてないっていう状況からして、匿名で書きたいのね、って分かるだろうに。それを配慮して夫だって、あえてブログを探さないでいてくれていたのに。ご丁寧に感想まで夫に言わなくてもいいのに…。

…という感じで、なんて意地悪な人なんだ、と思ってしまった。

ちなみにその方は、女性だ。やっぱり女性ってそういう生き物だよね、って、すごく思った(笑)。男性だったら、「そうなんだー、でも嫁が適当な趣味見つけて元気にしてくれてるんだったら、いいじゃん。」って言って、終わりだと思う。「へぇー、○○さんの奥さんってブログやってんだって。こっそり見ちゃお。」なんてやるのは、たいがい女性のやることだ。自分で女性の悪口のようなことを言うのは何だけど、女性ってそういう生き物だと思っている。

駐在妻なんて、鳥かごの中の鳥、というとなんだかナルシスティックなので、檻の中にいるゴリラとでも表現しておきたいと思うが、とにかく限られた自由の中でどうにか楽しく生きるべく、奮闘しているのが実態だと思う。世間的に羨ましがられることがないわけでもないけれど、人間は生きている限りは何かしら大変なのであって、ベクトル違うだけでみんなそれぞれ与えられた中で人生がおもしろくなるように頑張るしかない。実際、自分だけの小さな楽しみを作って自分が元気でいれるように自分を鼓舞しながら暮らしてる人ばっかりだ。今回の件では、そのささやかな楽しみを檻の外にいる自由なゴリラに壊されてしまったような気がして、自分だけの小さな城を建てて一人で喜んでいた檻の中のゴリラはなんだかすごく悔しくて、悲しかった。

そして、ここからは、一部を確実に敵にすることを言うけれど。

女性の社会進出がだいぶ進んできて、駐在をする女性社員、ってのもちらほら増えてきた。それ自体は素晴らしいことだと思うし、私は出来なかったことだから羨ましくもあるし、偉いなーって思う。でも、もちろんほんの一部の人なんだろうけど、平日に開催して問題なさそうな会社関連の会をあえて土日に催そうとするのも、夜遅くまで夫を飲み連れまわすのも、突然当日に飲み会に誘うのも、一人で来た女性社員だったんだよ。。。今回はケースがちょっと違うけど、人の家庭のプライベートにイラッとする形で踏み込んでくるのは、いつも女性社員だったんだよ。。。(この問題は今は母数が少ないけど、今後絶対増えていく話だと思うよ…)もちろん、女相手だからイラッとする、ってのは多分にあると思うけど(笑)。

で、そういうことを、男性社員同士ではあんまりしない。奥さん怒るから。日本と同じようには許容できない部分もあるっていうのを、男性社員同士、分かってるから。(例外はいくらでもあると思うけど、少なくとも夫の会社ではそう。)単身で来た女性社員のほんの一部だって分かってるけど。でも、もはや日本と違う次元の世界に家族を連れてきてるんだ、東京とは違うんだ、ってことをもう少し理解してよー、って思う相手がたいがい単身で来た女性、ってのは個人的な実感なのであって。とてもとても言いにくいけど。でも言っちゃう。

すごいなー、って思っていることがひとつあって。夫は昔からの上司とたまたま今も一緒に働いているんだけれど。その上司は日本にいるときは、大きな仕事が終わった後、特に夫がすごく頑張った仕事が終わった後には、夜の3時とか4時とかまで夫を連れまわして飲んでいた。(別にそれ自体が嫌だということもなかったけれど。)ロンドンに来てまた一緒にお仕事をするというので、またそういうこともあるかなぁ、と思っていたんだけれど、そういうことはロンドンに来てからピッタリなくなった。上司なりに奥さんに相当配慮している、ってのは感じていて、海外と日本っていう場所の違いで、飲み会の開催の仕方まできちんと形を変えてマネジメントする、ってのは地味にすごいなー、と(年上の人相手に失礼だけど)。

でもそれって、その上司が色々配慮してくれてる、ってのももちろんあるけど、その人自身が昔の駐在時代に自身が奥さんのケアに四苦八苦した経験があってこそ、なんだと思う。やっぱり人って、自分の経験したことのあることしか真には理解できないんだなー、とも思ったり。

とんでもないブッコミ投稿なのだけどw、問題とはまずそれが問題だと誰かが言うことによって初めて問題になるのである。私が勝手に身バレしちゃうのは仕方ないけど、せめて同じ会社の人くらい、私が檻の中で楽しくやるのくらい、そっとしておいてほしかった。「ブログ見ちゃった、ニヤニヤ(^∀^)」って、する必要ある~?って思ってしまった。

もちろん、夫がブログの話を出したことが一番悪いことも分かっているし、ブログをしている以上特定されることを覚悟していなかったわけじゃないし、私が察してちゃんなのも分かってる。だけど、嫌だったことほどコンテンツにするしかない、って、ブロガーの端くれになって思うから、書いてみました。

ちなみに、ツイッターアカウントが身バレして身震いする話は、


こちらから。面白いよ♪

ブロガーはけっきょく最終的には匿名なんて無理で、イケダハヤトみたいになるしかないのかしら。絶望だぜ\(^o^)/そんじゃーね\(^o^)/

【注記】セミフィクションとしてお楽しみください。

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