今回の旅行では、ランチは外で、夕食はアパートメントの中で簡単に済ませる感じにしました。
ウィーン名物いろいろ
ウィンナー・シュニッツェル
1日目のランチは、オペラ座の裏手にある、フューリッヒ(Fuhrich)というレストランで。日本語メニューがありました。ウィーン名物・ウィンナー・シュニッツェル(ウィーン風カツレツ)。ミラノ風カツレツが起源だとか、そうじゃないとか。
豚と仔牛から選べました。1人でレストランに入るので悪いなーってことで、高い方の仔牛を。
…あんまり味がないのね。とんかつソースかけたい。
この店がまずいとかじゃなくて、そういうメニューなんだと思う。
グラーシュ
二日目のランチは、グラーシュムゼウム(グラーシュのミュージアムの意味)というレストランでウィーン風グラーシュ。ここも日本語メニューあり。(ウィーンはついこの間まで日本との直行便があったこともあるのか、街の規模と比較すると日本語メニューがある店が多い気がしました。)
グラーシュは、ハンガリーが起源のシチュー料理ですが、今は中欧はもちろんのこと、南ドイツやポーランドでも食べられている料理のよう。パプリカソースを使った煮込み料理です。
Zwettlerというビールと供に。ビーフシチューみたいで美味しい。グラーシュは日本人の口に合うと思う。
ザッハトルテ
古典的チョコケーキ、ザッハトルテ。
ホテルザッハーの運営するカフェザッハーと、デメルで販売されています。なんで2つのカフェで販売されているかというと、1930年代に元々ザッハトルテを提供していたホテルザッハーが経営難となって、資金繰りのためにデメルにこのケーキの販売権を譲渡したんだとか。まぁその後、訴訟とかになって、最終的には「2つのカフェともに販売が認められるけれど、オリジナルを名乗れるのはザッハーの方」、という判決になったのだそう。
どちらも行ってみたんだけれど、案の定、激混みで座れる雰囲気じゃなく。
デメルはテイクアウトできるみたいだったので、アパートメントへテイクアウトしました。まぁでもこれ、日本にも普通に売ってるっぽいけどw
デメルで一番人気なのは一番右、Annatorteというケーキだそうです。
番外編
夜は、スーパーで買ったものを適当に。グリースノッケル(Grieβnockerl)という具の入ったコンソメスープにパン、Ottakringerというウィーンで作られているビール。質素www
でもね、このグリースノッケルのコンソメスープ(↓)、日本に売ってるクノールのコンソメスープみたいで、すごく美味しかったんです。イギリスにあんまりこういうの売っていないので、大感動しちゃって。
次の日、爆買いwww
手前は固形の野菜コンソメとチキンコンソメ(イギリスで売ってるような練りもの状のものではなく、日本のような乾燥した固形で、味もより日本のものに近い気がする。厳密にはコンソメベースにハーブ・調味料なども入っているので、コンソメではなくスープの素。)、後ろは具の入ったコンソメベースのスープの素。
もしイギリスでも手に入るなら、これからはドイツのコンソメ使いたい、リドルに売ってないかなぁ…などと、思っているのでありました。以上。