最近、フラットピーチという果物にハマっています。別名、ドーナツピーチとも言うらしく、マークス&スペンサーではドーナツピーチとして売っていました。
ロンドンには色々な桃が売っていて、それももちろん美味しいのですが、この日本ではあまり見かけない感じの、平たい謎の形をした桃、これが美味しくて美味しくて、毎日食べています。
とにかく、甘い!食べ終わってしばらくすると、「あぁ”~もう一回食べたい!(‘A`)」と思ってしまうほど、中毒性のあるあまーい桃です。
…と思ったら、9月1日放送の「マツコの知らない世界」で、蟠桃(バントウ、と読みます)として紹介されていました。「えっ、これ、いつも食べてるやつじゃない…???」と思いながら、検索してみると…やはり私がいつも食べていたこの桃、日本では蟠桃というらしいのです。
原産は中国で、孫悟空があまりに美味しくて盗んで食べてしまった桃、としても有名なんだそう。 本当に、孫悟空が盗むのも納得、って感じです。
…それで、驚くべきは、日本での値段。
値段はかなり幅があるにしろ…高い!ちなみにテレビでは、一つ1500円として紹介されていました。 (もちろん生産数が少ないから値段が高いという面もあると思います。)
で、こちらがウェイトローズでのお値段です。
まぁ、円換算したら500円弱なんですが、ロンドンの物価感覚で言うと(1£100円としてw)250円ってところでしょうか。(もちろん、普通の個人商店の八百屋さんでもゲットできますし、それだと値段はもっと安いはず。たまにあんまり美味しくないものに当たることもあるので、いくつかの八百屋さんで試してみるのがいいと思います。)
とりあえず日本で買うよりはずっと安いので、ぜひ騙されたと思って食べてみてください。
日本で値段が高いということは置いておいても、とても美味しいです。白桃と味が似ているので、日本人好みなのもあるんでしょうね~。
シーズンは夏。6月くらいから八百屋さんに並び始めて、9月頃には売り場からいなくなってしまいます。やっぱり出始めはちょっと苦みがあったりして、7月に入ったあたりからのものが美味しい印象があります。
少し硬めのものを購入した場合は、常温で柔らかくなるまで待つとなお美味しいです。柔らかくなると、4等分した後は手で皮をむけるくらいになるのですが、そんな腐る手前ギリギリが美味しい頃合いです。
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