コルマールは街並みがキレイなことで有名なんですが、もうひとつ有名なのが「イーゼンハイムの祭壇画」。ドイツ・ルネサンスを代表する画家グリューネヴァルトの作品です。普段はウンターリンデン美術館に展示されているのですが、今はウンターリンデン美術館が改装中ということで、ドミニカン教会に著名な作品だけが展示されています。(この特別措置も10月18日で終了です。)
イーゼンハイムの祭壇画は、元々コルマールから南に20キロ程離れたイーゼンハイム(イッセンハイム)のアントニウス会修道院付属施療院にあったものです。
元々は、このように観音開きで色々な絵が表れ、最後に木彫りの像が表れる、という作りになっていました。今は扉がバラバラにされて、それぞれが展示されています。
こちらが全ての扉を閉めた時の絵の様子。磔刑の絵の脇に、ペスト患者の守護神・聖セバスティアヌスと、ライ麦から発生する「聖アントニヌスの火」という病の守護聖人・聖アントニウスの絵。
病気にかかった人達が病院でこの絵を見て救済を祈り求めていた、なんて考えるとゾッとします…。
聖アントニウスの誘惑と、聖アントニウスの聖パウロ訪問。
ドイツ絵画の象徴主義をよく表した絵画、ということで有名なこの絵。確かに、イタリアルネサンスの絵とは全然違うのね~。妖怪がうじゃうじゃいて、怪奇で幻想的というか。こんなんイタリアじゃあり得ない~。
こっちもクラナッハ。こういう普通の宗教画も描いてるのね。
展示数は少なかったけれど、楽しめました。
その後はコルマール旧市街を散策。
ドイツの中世の街並みがよく保存されているこの街。コルマールは、もともと神聖ローマ帝国の一部だったのですが、その後、フランス→ドイツ→フランスと、帰属が変わり、現在はフランスの一都市となっています。
写真を載せたところは綺麗な家が並んでいたんですが、こういう個所はほんの一部だけ。…んー、なんというか、世界観がそこまで統一されてないディズニーランド、みたいな感じでしたw 確かにメルヘンなので、メルヘン好きの人にはいいかもだけど、私はディズニーランドにも全く興味がないタイプの人間なので、あまり感動しませんでしたw ロンドンからならいいけど、日本からなら来ないかなw
ま、イーゼンハイムの祭壇画が見れたので、よし、です。
こんにちは。いつも楽しく拝見しています。
私も現在ロンドンに滞在しているのですが、学校のコースが終了してから帰国までの間にパリやエディンバラに行きたいと考えています。
そこで質問なのですが、ロンドンから、例えばユーロスターなどを利用する際やその他旅行に出かける際などは、どのように電車のチケットや宿を予約するのが賢いのでしょうか。役立つウェブサイトなどがあれば教えていただきたいです。
学生のため、交通費はなるべく安く抑えたいなと考えています…
知恵を貸していただければ幸いです。m(_ _ )m
いつも滞在のTipsとしてこのブログを楽しみにしています!
もうロンドンは秋を通り越したような寒さになりましたので、どうぞご自愛ください。^^
こんにちは、いつもブログを読んでいただいているとのこと、有難うございます(^^)
せっかく質問をいただいたのですが…実は、面倒くさがりな性格のせいか、格安でチケットをゲットする方法などは、あんまり得意ではなくて…^^;
飛行機なら http://www.skyscanner.jp/
ホテルは booking.com
ユーロスターは http://www.raileurope-world.com/train/eurostar?var_mode=calculom
このサイトで検索して、安い時間・チケットを選ぶくらいしかしていないのです…^^;それでも、skyscanerは格安航空券を探すのに結構便利だと思ってます。
基本的には早めの予約が安いですし、航空会社のスペシャルオファーを利用したり、というのも賢い方法なんだとは思うのですが…夫の仕事の都合で直前にしか旅行の予定を立てられないこともあり、残念ながら自分でチャレンジしたことはないのです^^;値段だけを安くというのであれば、バスが最もお得なんだと思います。
これくらいの情報しか…ごめんなさい^^;よろしけばまた遊びに来てください^^
ご丁寧にどうもありがとうございます!
自分はいつも直前に予定を決めがちなのですが、教えていただいたウェブサイト等を使用して頑張って予定を立ててみます。お忙しい中答えていただきありがとうございました!
今後も応援しています^^