ガウディ以外の建築も一つ見ようか、ということでやってきた、サン・パウ病院。
この建築は、当時ガウディより人気のあったカタルーニャ・モダニズムの代表的建築家のひとり、ドメネクのもの。カタルーニャ音楽堂の方が有名なんだけど、混んでるっぽいのでこっちに来ました。
サグラダ・ファミリアからひと駅歩いたところにあります。入場料は一人8€。数年前の地球の歩き方には30分毎に各ツアーに参加する方式と書いてあったけど、行ってみたら普通にチケットを買って個人で見学する方式に変わっていました。
公共事業として1900年代初期に作られたこの病院。今は病院ではなく、大学やWHOの事務所などに変わっているようです。
中の装飾が、すごすぎる!「芸術は人を癒す力がある」というドメネクの信念のもと、色々な装飾が施されたんだそう。ピンクと黄色のパステルカラーが基調の、本当に癒される色でした。
そして、装飾の美しさももちろん驚きなんだけど、公共事業なのに、この装飾コストってどうやって回収するつもりだったの?という謎。元取れなくてもいいと思ったのかしら?さすがPIGSのSだけある\(^o^)/って、シャレになってなーい\(^o^)/
こちらは聖ラファエル分館。ここにずらっとベッドが並んでいたらしい。
こちらが事務管理分館、の天井。
廊下。
廊下から続く、個室。
公演用のホール。
多目的室な、メインホール(?)。ここが一番天井が高くて、装飾も美しかったです。
ステンドグラスも、キレイ。
柱とタイルも、ピンク×クリーム色の癒される色。
このモザイクもキレイ。
この部屋の窓から、施設が一望できます。
ガウディのような奇抜さはないけれど、イスラムにも影響を受けたスペインらしい幾何学模様やタイルが本当にきれいでした。カタルーニャ音楽堂も行ってみたかったな~。
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