美術館巡り in ウィーン

今回の旅行の主な目的は、ウィーンで美術館巡りをすること。4つ、美術館を回りました。

ちなみに、私はウィーンカードという72時間有効の公共交通機関乗り放題+各観光施設1~2ユーロ割引きで、24.9ユーロってのを利用して色々巡りました。主要駅にチケットセンターがあって購入できます。(普通の72時間有効の公共交通機関乗り放題チケットと、どちらが得かは微妙なところ。)

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ヴェルヴェデーレ宮殿

まずはヴェルヴェデーレ宮殿へ。(ウィーンには「宮殿」と名の付く施設が3つもあって、どれがどれだか、何が何だか分からない状態…。)

ヴェルヴェデーレ宮殿は、ハプスブルク家に仕えた貴族オイゲン公が建てた夏の離宮なんですが、上宮と下宮があり、今は上宮が絵画館になっています。で、ここにある世界的に有名な絵が…

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クリムトの接吻。

その他にも、「ユディト」「フリッツァ・リードラーの肖像」など、クリムトがいくつも。

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接吻は金ピカピカで、クリムトの「どや!」っていう声が聞こえてきそうなイケイケドンドンな絵でした。

んで、クリムトも素敵だったんですけど、エゴンシーレの「家族」と「抱擁」が、なんだかとんでもなかった。

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ノーマークだったのに。実物見ても写真で見るのと同じような印象しか与えない絵と、全然期待してなかったのに実際に見ると飲み込まれちゃいそうな絵って両方あるけれど、圧倒的後者。

「死と乙女」もあります。

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写真撮れない分、何か買っていこうかなーと思ってミュージアムショップを見たけれど、現物の絵はすごく素敵なのにメモ帳とかになるとなぜだか一気にべたっとしてダサく見えるクリムトの絵。金の雰囲気をそのまま出すのって難しいのかな。

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それにしてもこの美術館好き。人生であと1回くらいは来たい。

次は美術史美術館へ向かいます。

美術史博物館

ここは見たい絵がたくさんあるので今回の一番の楽しみだったところ。歴代のハプスブルグ家の君主が収集した美術品が集まった美術館です。

ピーテル・ブリューゲルの「バベルの塔」「雪中の狩人」「農民の結婚式」「子供の遊び」

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フェルメール「絵画芸術の寓意」

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ベラスケスの「マルガリータ王女」。ラスメニーナスで有名な彼女。スペイン系ハプスブルグ家だけど、オーストリアに嫁いできた彼女。これはお見合い写真としてウィーンに送られてきた絵画3枚のうちの2枚。

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フェリペ・プロスペロ王子も。(これを描かれた2年後に死去)

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ラファエロの「草原の聖母」。ウフィツィ美術館の「ひわの聖母」とそっくり。

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ティツィアーノ「ダナエ(プラド美術館にもあったな)」「ディアナとカリスト」「ニンフと羊飼い」「ファーをまとった少女」

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ファーをまとった少女は、何度もティツィアーノに雇われた女性なんだそう。確かにめっちゃ既視感ある。「ウルビーノのビーナス」(ウフィツィ美術館所蔵)とかと顔一緒。で、彼女を使った絵はすべてウルビーノ公フランチェスコ・マリーア1世・デッラ・ローヴェレかその息子に収められたんだとか。

ティントレットの「スザンナの水浴」

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アルチンボルドの「夏」「冬」、「火」「水」。これはかなり見たかったやつ。特に「水」が気持ち悪くて良かった。

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街のチョコレート屋にもアルチンボルド風に飾られたチョコレートがあったり。

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デューラー「マクシミリアン一世」。この人が美術品収集を始めたんだとか。

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ヴァンダイクの「捕えられたサムソン」

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バルトロメウス・スプランヘル「ヴィーナスとアドニス」

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ジョルジョーネ「三人の哲学者」

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などなど…

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この美術館は、絵画だけじゃなくて陶器とか宝物関係もたくさんあるんですね。

正直今まで、タペストリーって高価なのはわかるけど小汚くてよくわかんない…って思ってたんですけど、ここに飾ってあるものはすんごい綺麗でした。(もちろん、クリーニングしてるからだろうけど。)フランドル産の高価なものばかりで、すごかったです。

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最後はクリムトが装飾した建物の壁画も見物しました。

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レオポルトミュージアム

その後は、美術史博物館のそばにある、レオポルトミュージアムへ。ここにはエゴンシーレの作品がたくさん。

「ほおずきの実のある自画像」

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「恋人ヴァリーの肖像」この2つは対の作品。

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作品はたくさんあったけど、パワーのある作品はヴェルヴェデーレ宮殿の方が多いかも。

クリムトの「生と死」もあります。

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分離派会館(ゼセッション)

分離派会館は、分離派の拠点として建築された建物。クリムトの描いたヴェートーヴェン・フリーズ(ベートーベンの第九へのオマージュ壁画)を見に行きました。

もっと大きい美術館みたいなものだと思っていたんだけれど、実質ベートーヴェンフリーズのための建物状態。

「幸福へのあこがれ」

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「敵対する力」

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最後の場面「歓喜・接吻」。ここがベートーベンの第九をイメージしたオマージュ作品部分。

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これは意外とあっさりしていて、拍子抜けしちゃった。身長よりずっと上に絵が飾ってあるので、いまいちよく見えないせいもあるのかも。

以上で美術館巡りは終了です。

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