デザインミュージアムに行ってきました(後編)

さて。入口部分だけでも見どころ満載で面白いのですが、中も見ていきます。

これはロンドンの地下鉄マップ(右)とニューヨークの地下鉄マップ(左)。

ロンドンの地下鉄は世界最古、1863年に一本目が開通。その後いくつもの線が開通して、このような地図が出来たのは1920年代のことなんだとか。

企業ブランドロゴ色々。見てるだけでも楽しい。

すごいなーと思った、世界で最初のシステムキッチン、通称「フランクフルトキッチン」を再現したもの。

第一次世界大戦後に住宅不足になったドイツでデザインされた、最初のキッチン。それまではいろんなところに機能がバラバラと散逸していて、動くのに非効率なキッチンだったんだとか。言われてみれば、誰かがデザインしないと今のキッチンの姿はないのよね。

ゲームボーイ。よく知らないけど、ゲームボーイって世界的に人気だったの?

まぁ確かにそれまでテレビ画面を通してやってたゲームが、持ち運べるようになった、ってのは革新的だったのかぁ。ちなみにウォークマンが発売されてから10年後の1989年に誕生したもので、明らかにウォークマンに影響されたことは言うまでもなく、当時の日本ってやっぱすごかったのねぇ、としみじみ。当時持っていたけど、子供だったのでそれがどれほどすごいことなのかは全然よく分かっていなかった。(よく考えるとボーイ、って今は付けられない名前かもね。ウォークマンのマンは人間、ってことでギリOK?)

やかん。栄木正敏デザインのティーポットも(黒いの)。やかんとかティーポットってなぜだか無性に好きで、いくつもいくつも欲しくなってしまう。(現在既に自宅に6つも。そしてほぼ並べて見てるだけ。前世はやかん職人だった説。)

Memphisの椅子も。残念ながら有名な本棚は写真だけ。

ルイスポールセンのアーティチョーク。持ち家だったら憧れるわ…高いけど…ph5でもいいけど…

上がアルテックのスツール、下がイケアのスツール。「オリジナルのものを欲しがる人もいれば、似てる廉価版でいいやと考える人もいます」みたいな解説付き。その通りなんだけど、イケアの雑な扱いwwww

別のコーナーでは、ブラウン⇒ソニー⇒アップル、と、その時代時代を代表する家電メーカーの製品を比較するコーナーも。

ブラウン。今見てもオシャレな雑貨も。

ソニー。今見ると、…正直見た目的にはだっせぇwでも、エポックメイキング具合はすごかったのよね。(だっせぇ、とは思いますが、同時に誇り高くもありますよ、もちろん。この並びに並ぶんだもの。)

アップルは、超ナウ。

マイファーストソニー。可愛いな。カラオケ付きで、なんか端々から日本のにおいがするぜ。

展示の出口付近では、いろんな椅子にも座れます。

座りにくい2脚。

これはなかなかの座り心地。voido rocking chair

座ってみたかったけど、おじさんが譲ってくれなかったProust chair。

おじさん、うらやましい!

最後の展示。

別々の電化製品が、時間を経て形が変わっていく様子が表現されていて、すごく面白いです。

おわり。

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