先日、コートールド協会美術館(Courtauld Institute Gallery)へ行ってきました。
こちらのギャラリーは実業家のサミュエル・コートールドが収集したコレクションをもとに、ロンドン大学内で美術館をしている、という成り立ちらしいです。ここはロンドンの美術館には珍しく、無料ではありません。7£でした。英語学校で知り合ったイタリア人のおばさまが薦めていたので、行ってみました。
近代になってからのコレクションが多く、また有名な画家の作品が多かったこともあり、絵画の知識のない私でも、綺麗な色使いや巧みな絵画技法に、素直にわーキレイー!と感じることができる、こじんまりとした素敵な美術館でした。
以下、気に入った絵画の写真を張り付けていきますので、この美術館を実際に訪れて鑑賞を楽しまれたい方はご注意ください。ちなみに、写真はフラッシュなしならOK、というのがイギリスの美術館の一般的な方針です。
この美術館の看板となっている絵。マネのA bar at the folies-bergere。
ルノアール。一目見てルノアールかしら、と分かる筆使い。すてきでした。
ドガ。Two dancers on a stage。この時代にバレリーナを描くのが流行ったのはなぜなのでしょうか…?
セザンヌ。Route tournante。セザンヌの作品は他にもたくさんありました。
マティス。waman in a kimono。マティスの作品ってはじめて見たかも。いくつかあったのですが、それらを見て一気にファンになってしまいました。色使いが素敵でした。他の作品も見てみたい!
ヴラマンク。Landscape with dead wood。この方もマティスと同じく野獣派の画家らしい。色使いが好き。
スーラ。Beach at gravelines。新印象派の画家らしく、点描画が特徴的。この画家はナショナルギャラリーにも展示があった気がする。
ブラック。The port of l’estaque。この画家はピカソとともにキュビズムの創始者と言われているらしい。独特の色使いが好き。
ペヒシュタイン。Women in the sea。独特だよなぁ。日本ではあまり聞いたことのない画家さん。
1800年代以降の絵画のほうが、純粋にキレイかどうか・好きかどうかという視点で楽しめて、私は好きかも知れないなー、と思いました。ちゃんちゃん。
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