シャルボネル・エ・ウォーカーのチョコは「食べる歴史」だった

以前、こんな記事を書いたのですが。→Charbonnel et Walkerのチョコレート

要は、夫が赴任前にロンドンに出張した時のお土産にシャルボネル・エ・ウォーカーのチョコを貰ったのですが、あんまり美味しくなかったという話でして、ロンドンに来たらもう一度試してみようと思っていたのでした。

もうすぐバレンタインだしね!
(言い訳)

2015-01-24-18-17-41
Milk Marc de Champagne Truffles 3個入りで4£。日本円に換算するとぞっとするので止める。

もぐもぐ…

んー、やっぱり、あんまり口に合わない…

なんというか、味がすごくサラッとしているんですよね。日本では高級チョコといったら、クリームとチョコの味が濃厚で、口の中に香りが広がって、あーとろけちゃうー!みたいな感じだと思うんですが、その真逆を行くあっさり感。

なんでだろ?と思い、色々調べていると、このチョコはなんと1875年の創業時から守られている秘伝のレシピで作られているのだそう。それでか…!1875年からこの味だったらすごいわ…。

おそらく「濃厚で強い香りのチョコレート」というのは、近年になってから出てきた商品群なんですよね。たぶん相当な科学的研究とか、材料の選別・安定供給とか、厳重な温度管理とかがいるはずで、それができるようになるのは1875年のずっと後。

もう私の中での高級チョコレートといえば「濃厚!とろける!」ものだと思っていましたが、シャルボネル・エ・ウォーカーはその逆を行く、伝統と歴史のチョコレートだったのですね。

いくら濃厚なチョコレートが流行っても、レシピにアレンジを加えないその姿勢を知り、ちょっとシャルボネル・エ・ウォーカーがこの前までと違って見えてきました。なんていうか、「食べる歴史」じゃないですか、もはや。

ということで、シャルボネル・エ・ウォーカーの正しい食べ方は、

1875年に、パリのチョコレート店、Boissier(ボワシエ)にいたシャルボネル夫人が、当時皇太子だったエドワード7世によってイギリスに招かれ、ロンドンのお菓子メーカー、Walkers(ウォーカー)のウォーカー夫人と一緒にこのチョコレートブランド立ち上げ…そしてその後オールドボンドストリートに店舗を開き、たちまち市民達を虜にした…。

こんなところを想像しながら、もぐもぐする、っていうのがいいんじゃないんでしょうか。なんだか浪漫を感じるな~…。

【2016年1月追記】
バレンタインの季節になると、シャルボネルエウォーカーで検索してこのブログに辿り着く人が急増します。

イギリスが飯マズなことはすっごく有名なのに、チョコだと買おうとする人もいるのが面白いなー、と思いながら検索ワードを見ています。(もちろん、そもそもイギリスのチョコ、ってことを知らない人も多いんでしょうけれど…。)

そんな人達向けの追記です。

色々なチョコを試してみたいというタイプの人には向いているチョコかもしれませんが、人にあげるチョコとしては決しておすすめしません。普通に、パリとかベルギーのチョコがやっぱり美味しいよw

 

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