ミュンヘンの街の中心部に、バイエルン王家・ヴィッテルスバッハ家の本宮殿があります。1385年に建築がはじまり、王政が崩壊した1918年の2年後から内部見学ができるようになったんだとか。現在は王宮の内装見学と、博物館が一緒になったような施設になっています。
さっそく中へ。こちらは、貝殻をびっしり埋め込んだグロッテンホーフ。
装飾部分はほとんど全部、貝殻で出来ています。16世紀に造られたものなので色あせていますが、当時はキレイだっただろうなぁ。ロンドンのアンティークマーケットでたまに見かける、貝殻を敷きつめた壁掛時計サイズの装飾品でも、状態が良いと50万円くらいするので、「これいくらするんだろう…?」と値段のことばかり考えてしまいましたw
そしてお次は、ルネッサンス様式のアンティクヴァリム(考古館)。アルブレヒト5世(1528~1579)の時代に建てられた、天井フレスコ画が立派なお部屋。ここが見どころの1つだそうです。
その後は居住区に。家具がゴージャスすぎるし、可愛い。イギリスの宮殿なんかより、やっぱり全然豪華。この時代のこの地域の繁栄っぷりを見せつけられる感じでした。
タペストリーもいっぱい。タペストリーって絵画なんかよりずっと高価なんですよね。
ここは第二次大戦中に爆撃を受けて、再建築したチャペル。
本来はこんなにキンピカピカだったそうで。現物が見てみたかったよ。
その後もまた、お部屋が続きます。今まで行った宮殿の中では一番ゴージャスかも。(ベルサイユ行ってないくせにw)
レジデンツ宝物館はドレスデン城の宝物館で感激したことがあって、絶対に来たかったところ。でも、結論から言うと、ドレスデン城の宝物館の勝ち(笑)!数があっちの方が多いし、管理状態もいいし、高級そうなものもあっちが多かったかな~。とはいえ、素敵なものは素敵。
楽しゅうございました。
コメントを残す