先日やっと、Rules(ルールズ)へ行ってきました。
日本に帰国する前には行きたいなぁ~、なんてぼんやり思っていたけれど、結局、全然行く機会が無かったお店。一人じゃ行けないお店だし、友人を誘う店ともちょっと違うような雰囲気だし。
Rulesは、1798年創業のロンドン最古のレストラン。ロンドンのガイドブックにも1番最初に載っていることが多いのです。
ライチョウやウサギなどの狩猟肉を、イギリスの伝統的なレシピで調理した料理が食べられるお店です。コベントガーデンにあります。もちろんビーフやポークもありますし、一番有名なメニューはローストビーフですかね。(ローストビーフってイギリスの名物なんですよ、知ってました?)
でも、私の中では、それ以上に…
「情事の終わり」の舞台。私、人生で読んだ小説のうちでも、この小説が3本の指に入るくらいに好きなのです。
舞台は第二次世界大戦中のロンドンが主で、主人公とその相手がよく逢引に使っていたのがこのレストラン、という設定だったのでした。「情事の終わり」の作者、グレアム・グリーン自身もよく訪れていたんだそう。
さてさて。入口入った辺りはこんな感じ。
お店の入口にはハットフックも。かっちょえぇ~(・∀・)
店内。角だらけ。
鳥のはく製(?)も。
インテリアだけでも圧巻で、入る価値ありです、
「この中にあるけれど、今日は鍵が閉まってるよ!」と言われ、しょぼーん(´・ω・`)
16人までで利用できる個室だそうです。
さて。「情事の終わり」では、この店でタマネギを食べて、「タマネギ、タマネギ…」とラブラブするシーンがあります。私もタマネギを頂きたかったのですが、もうメニューが変わってしまったのか、「タマネギ」というものはメニューにありませんでした。
ということで、一番近そうな「タマネギタルト」を前菜に頼んでみました。
「タマネギ、ウフフ」をしたかっただけでオーダーしたんだけれど、予想外に美味しかったです。
そして、メイン。ポークチョップ。これも、作品の中で彼らが食べていたもの。
これは…はずれ(笑)。ツナを食べているかのような。
そして、ビーフステーキ。
ヨークシャープディングをどかすとこんな感じ。
これは普通に美味しかったです。そして、今まで食べた中で一番美味しいヨークシャープディングでした。
そして、お手洗いをすませるべく、1階(日本でいう2階)へあがる階段にも色々な絵や写真が。
そして、階段上。…あるじゃん、グレアム・グリーンのスケッチ肖像画!
私の伝え方が悪かったのかしら~(笑)。ま、見れたしよかった\(^o^)/
おいしゅうございました。ごちそうさまでした。とっても素敵なところなので、一度は是非!
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