【⑥】ゴリラが近すぎるブダペスト動物園と、ハンガリーにとってのアジアの国

かなりどうでもいい話なんですけど、ブダペストで時間が余ったので、偶然通りかかったブダペスト動物園に立ち寄りました。美術館好きの私としてはぜひハンガリーの美術館に行ってみたかったのですが、複数人で行くと必ずしも好きなところに立ち寄れるとも限らないのもので…。

なんでブダペストまで来て動物園に来なきゃいけないのかはかなり疑問なのですが、全員が楽しめる場所、となるとこういうところが消去法的に選ばれたりする、旅行の闇\(^o^)/やっぱり複数人行動は苦手だ~\(^o^)/たとえ家族とでも(社会不適合者)。

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ブダペスト動物園の見どころは、一般的にはコアラらしい。でも…
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寝てる~。

それでも、動物もかなりたくさん種類がいたし、動物園としてはそこそこレベルが高い気がする。ナマケモノはしっかり怠けていてくれたし、
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キリンは触れるし、
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一番すごかったのは、ゴリラ。
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ゴリラが10匹弱いて、みんなすごく活動的に動いてました。そして、距離もめちゃくちゃ近くて。ロンドン動物園にもゴリラはいるのですが、それと比べてもすっごく近くでゴリラが動いてくれて、これは渋々入った動物園ながらも貴重な経験でした。

目の前でウ●コまでしてくれちゃって、「ウ●コ~!!!!」って叫んでしまいました。ウ●コをした後のおしりを手で拭くゴリラの姿を見て、たとえ人間とゴリラの遺伝子は98%同じという説があったとしても、残り2%とトイレットペーパーの発明のおかげでウ●コを手で触らなくて済むと思うと、神様にちょっと感謝したい気持ちになりました。

それからこの時期、ブダペスト動物園では夜のイベントとして中国シルクを使ったライトショーを企画していました。そのシルク製の動物たちが園内に展示してあるのですが…
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どことなく漂う、胡散臭さ。鹿の横にいる蜂の顔なんて、人をイラッとさせるために作られたような豊かな表情。

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日本だとツッコミどころ満載で企画として成立しない気がするのですが、これを「異国情緒」として捉えて来場するお客さんがきちんといるんだなぁ、と思うとすっごく不思議な気分になりました。

(というか、私の中の「胡散臭い」というイメージが、中国的なイメージとわりと密接につながっている、というだけなんだけれど。中国には失礼だけれど…。)

それから、ハンガリーでは、中国の他によく見かけたのは街中でのタイマッサージ。どこを歩いてもタイマッサージ、タイマッサージ、タイマッサージ。なんでマッサージでタイだけがフィーチャーされているのか謎だけれど、ハンガリーの人にとっては日本より中国やタイの方が身近な国なのかもね、と興味深く眺めたりしました。

ちゃんちゃん。

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