ベルギーの首都・ブリュッセルってEUの本部もあるし、すごく大きな街だと思っていたんだけれど。
到着して思ったのは、とにかく歩いている人の少なさ。。。しかも、歩いている人の大半は観光客。地元の人はどこにいるんですか???まぁ土日だったので、観光スポット周辺には地元の人がいない、というのは分かるんだけれども、それを差し引いても人が少ない。
と思って人口を調べたら、人口約110万人の都市なんですね、ブリュッセル。日本で言うと、鹿児島、宇都宮当たりの人口と同じくらいらしい。東京なんかと比べると、全然規模が違うのね。そりゃ、少なく感じるはずだ。
そして、あんまり景気、良くないんですかね。繁華街でもシャッターが閉まったお店や空いたテナントが見当たる。そして、びっくりしたのは、乞食の方(何と呼べばよいのか良く分からない。。。)がロンドンと違って、歩行者に寄って行って、「お金ちょーだい」と言っているところ。まじか…。まじか以上の言葉がなかなか出てこない。まじか…。で、その乞食の方の種類も、ロンドン市街地だと単身なことが多いと思うのだけれど、ブリュッセルではだいたい女+子供。中には、赤ん坊を抱えた女性までいた。自分の子だとしたら、なんで産んだの…?(赤ん坊を乞食にレンタルするビジネスまであるそうだから、自分の子かは分からない。子供付きの方がお金が集まるらしい。)どこで作っちゃったの…?などと、疑問は尽きないのだが、日本的理論で考えても仕方ないのだろう。。。
それで話は変わるけれど、ロンドンなんかと比べるとやっぱり田舎で、日本のものもあんまり流行っていないのか、置いていなかった。寿司ショップとか全然なかったし。(タイ料理はけっこうあって驚いた。)だけど、インテリアショップ・アンティーク街にはアジアンテイストのものがたくさん置いてあった。シヴァ神とかガネーシャとかの置物とか、兵馬俑っぽい小さい置物とか、浮世絵とか。ロンドンとは全然違うオリエンタリズムがそこにはあって、すごく面白かった。2時間電車に乗っただけで、こんなにアジアの捉え方や良いと思うものも違うのか―、って。
で、また話は変わるんですが。ブリュッセル、というかベルギーってオランダ語とフランス語併用地域だからか、もうその2ヶ国語を表示するので精一杯なのかな。英語表記が全然ない。ロンドンだと「You are here」の地図がどこにでもあるけれど、地図自体あんまりないし、あっても仏語か蘭語表記だし…、観光地としては致命的だなwと思いました。もっと頑張ってよ、ベルギー!
色々と言っていますが、もちろん良いところだったんですけれどね。でもどうしても私自身が異国で暮らしている身のためか、ついつい「ここで暮らせるか?」という目線でも都市を見てしまうんですね。。。そうすると、大都市好きの私にはなかなか辛いかも…?と思ってしまいました。いや、良いところでしたよ、ベルギー!
以上、ベルギー旅行で思った諸々、でした。ちゃんちゃん。
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