私の英語はまだまだ稚拙ながらも、だんだん外国人と世間話ができるようになってきた今日この頃。語学学校では、みんな自分の国の話をしたがるため、それを聞いているだけでも面白い。食べ物の話から始まって、家族の話や自国の文化の話、政治の話、宗教の話なんかも話してくれます。イスラム教の人の話なんかは特に物珍しくて面白いのです。
名前について、というのも話の導入としてそれなりに盛り上がる定番のトピックで、「あなたの名前ってどんな意味なの?」とかって聞いたりするのも結構面白い。イスラム系女子によく付けられるアイシャって名前は、ムハンマドの嫁の名前らしい、とか、そういうちょっとしたトリビアに「へ~」をする日々です。(←表現方法が古いですね…)
最近面白かったのは、スペイン人のおじさま、ジョセフの話でした。異国の人の名前はお互いに覚えにくいのが常なのですが、ジョセフはその中ではピカイチに覚えやすかったため、「覚えやすい名前ですね!」と言ってみたところ、彼は、
「僕の名前はもう時代遅れの名前なんだよ~。おじさんだからね。マリアとかジョセフとかピーターとかは、もうおっさんだらけだよwははは~(・∀・)」と言っておりました。
まぁ確かに、バリバリの聖書ネームではあるわけですが…。スペインは特にカトリック国だし、おじさま世代だとやっぱりそういう名前が多いのかなぁ…なんて考えていると、続けて、
「今は、みんなクリストファーとか、そういうアメリカ風の名前にするんだよ!」とのこと。
なんかよく知らなかったんですが、クリストファーってアメリカ風の名前なんですかね。。。おじさまは畳みかけるように、「クリストファー・コロンブスとかいるでしょ!ああいう感じでね!」と仰っておりました。が、コロンブスってそもそもポルトガルとかスペインを拠点に活躍した人だったと思うのですが…?(゚∇゚;
まぁよく詳細は分からないのですが、とりあえずクリストファーはアメリカ風の名前、という認識らしく、そういうのに憧れてみんなアメリカ風の名前を付けちゃうのが今の流行り、なんだとか。ちょっと(というかだいぶ)状況は異なるけど、日本で言うキラキラネーム問題的な感じなのでしょうか…。どこの国もこういうのってあるんだな~と感心した出来事でありました。
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