私、昔はもうちょいイギリス好きだったよね。

最近、道を歩いていて、ふと思ったのです。

私、昔はもう少し、イギリスに対して愛情みたいなものがあったよね、と。長く読んでくださっている方はイギリスの情報を知りたくてアクセスしてくださっている方が多いので、私の心情の変化とか、行間から見えるイギリスへの冷めた感情にがっかりしているかもしれません。

いつからこんなふうに、冷めた目線でイギリスを見るようになったのかしら、と考えてみると、結局のところきっかけになったのはEU離脱だよなぁ、という結論に至ったのでした。

EUを離脱した直後は、永住の人とか長期で住んでる人とかは結果にショックがっていたって感じだと思うけれど、私は、表現は悪いけど、どちらかというと面白いというふうに捉えてました。面白いというのはざまーみろとかの面白いじゃなくて、歴史的な出来事をこの目で見てアドレナリンが出た、とか、そういう類の面白さ。(私昔から刺激が強いことが例外なく大好きなのです。身を滅ぼしかねない。)

結局この国に暮らすのはほんの数年。他人事だったのだろうし、実際、他人事には変わりない。安全が確保されたジェットコースターに乗っているようなものだったのでしょう。

 

でも、時間が経ってくるにつれて、梯子はずされた日本企業の話とか、次の首相をちんたら決めてる姿とか、EUへの離脱通告をだらだら延ばしてる様子とか、EU離脱には議会承認が必要だとかでいまだに離脱撤回を期待する層だとか、そういうのがニュースで細々と入ってくるたびに、ええかげんにせえよ、という思いがどうしても湧きあがってきてしまったのです。ここは、論理的にでもなんでもなく、感情としてそう感じてしまうのだからどうしようもない。

EU離脱するかどうかなんていう高度な問題を国民に任せちゃった政治家がそもそもアホすぎるけど、万が一離脱になったときの準備とか、ほとんどしてなかったんじゃないかな、と想像させられるその後の対応とか、この期に及んでEUとテーブルの下でゴニョゴニョしようとしている姿とかにも、「もーーー…。」と、思ってしまうのよ、どうしても。

そういう中で、イギリスって本当にイギリスのことしか考えてないな、という感情も抱いて。もちろん、自分たちの国なんだから、自分たちのことしか考えないのなんて当たり前なんですけどね。でも、イギリスに国籍を持ってる人以外で現在イギリスに住んでいる人は、みんなどうなる、どうなる、って不安なはずなんですよね、あと少しでイギリスを離れるわたしでさえ気になるんだから。ずっとイギリスで生活をしてきたイギリス国籍以外の人が、今後自分たちの生活がどうなるのか、もしかしたら、途中でいきなり「出てけ!」って言われる可能性だってあるわけで(特にEU出身の人たちは)。でも、そんなの、なーんにも決まる様子もない。ま、離脱通告さえしてないから当たり前なんだけどさ。

日本企業も、みごとに梯子外されちゃったしね。イギリスは引き続きEUに加盟し続けると勝手に勘違いして投資した日本企業があほなんだけどさ。でも、イギリスのこと信頼してたから投資したんだろうに。せっかく雇用も生んでたのに、いきなりぶんなぐられた感半端ない。私はどうしたって日本人だから、日本側の気持ちになってしまう。自分がイギリス進出の意思決定にかかわった担当者だったとしたら、もう死ぬ思いだろうし。(死なないでね…)

イギリスのこと、一度は住んだ国だし、外国人たくさんいて住みやすいし、まぁトータルとして悪い国ではないんだけれど、(だから、別に嫌いになったわけでもない。)無根拠に信用していた部分が、友達に陰で悪口言われてたことに気付いた時みたいに、彼氏に浮気されて存在自体がどうでもよくなった時みたいに、すーっと熱量が消えてどうでもよくなった感じ、という表現が一番近いかな。(実際に浮気に気付いたことはないけどw!陰で悪口言われてたことに気付いたことはあるw!)

これを書いてどうなるわけでもないんだけれど、結局このブログは私のイギリス滞在記なので、こんなことを思ったよ、というお話でした。ちゃんちゃん。

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