下船の流れ
あっという間の7泊8日のクルーズ船旅行。
フィレンツェでの観光も終わり、最終日の朝8時にクルーズ船はジェノバへ寄港。
船からのジェノバの街。
クルーズ船を出た後にスーツケースが港の建物の中にずらっと並んでいて、それをピックアップする方式になっていました。乗船の時と一緒で、システマチックでなかなかすごいです。
飛行機のフライト時間までまだ時間があるので、港のラゲージの保管サービスにスーツケースを預けます。一義的にはクルーズチェックイン前のお客さんへのサービスかもしれないけれど、クルーズ後の人も利用できます。14時半まで預かってもらえます。
そんなこんなで、朝10時頃にジェノバの街に放り出されてしまった私たち。デパートへ行ってショッピングをしたり、カフェでお茶したりして時間つぶしをしました。
ジェノバの空港には、MSCクルーズ利用者用のラウンジもあったりして、(まぁ飲み物とか何も置いてないけどw)ゆっくりだけはできるスペースもありました。びっくり。
ジェノバの空港は日本の地方空港のような、小さな空港でした。
こんなんで、初の地中海クルーズは無事終了しました。
今回のクルーズにかかった費用
まずはじめに、言っておきたいことといえば、このクルーズの値段についてです。
私、クルーズって私みたいな平民が行けるようなもんじゃないと思ってたんですけど、カジュアル客船って、値段もわりとカジュアルでして…
私が参加したのは真夏のハイシーズンでしたが、
- 基本料金599ポンド × 2人分
- 前泊の宿泊費 100ユーロ程
- ジェノバまでの往復飛行機代 300ポンド程
- サービスチャージ(チップ代) 1人1日9ユーロ
(EU離脱前の1ポンド160円の時に早期予約したので、ポンドはそのレート換算で計算するとしても、)1人当たり14万円弱。(まぁ日本から参加する場合は、飛行機代があるのでここまでとは行かないけど…)
基本的に朝食・夕食は含まれているので、この他に消費するお金といえば
- 船内でのドリンク代(アルコール1杯あたりの値段も4~5ユーロなので市中とほぼ一緒)
- 寄港した港から市街地までのアクセス代(1人10ユーロ前後、半分くらいの港で発生)
- 観光地でのチケット代、お土産代
- ランチ代(船内に戻れば無料で食べられるけれど、普通は外で観光がてらランチしてしまう)
- エクスカーションに参加する人は、エクスカーション代(内容により、20~50ユーロ)
こんなところ。普通に7泊8日でヨーロッパ旅行する場合の予算と比べても、同じくらいか、若干安いくらいだと思います。
さらに!(←営業マンか)
- シーズンを少しずらせばもう少し安くなります。早期予約の場合、基本料金300ポンドくらいからありました(ただしEU離脱前の話なので、今はもうちょい上がってるかも)。
- 部屋のランクを下げれば基本料金は100ポンドほど安くなります。
- クルーズ会社にもよるけれど、子供は無料のところが多いです。MSCは13歳未満無料だったかな?
これで!
- 自分で飛行機とか公共交通機関で移動して、ホテル取って…という煩わしさがない。荷物も持って歩かなくていい。
- 毎朝、起きたら違う観光地に移動していて、その日1日観光を楽しめる
悪くない、と思いません?特に、そこの小さい子供のいる奥様ーーーーー(・∀・)(・∀・)(・∀・)(・∀・)(・∀・)営業マンは以上で終わりにします。大変失礼しました。
何事もなかったかのように、感想
クルーズ初体験でしたが、トラブルもなく、楽しく過ごせたので良かったです。クルーズ船に乗り遅れて置いていかれたらどうしよう、とか思っていましたがそれもなく(笑)、一安心(゚∇゚;
色々な場所に一度に行けるのが魅力である一方で、(当たり前ですが)一個所ごとに確保できる時間は短くなってしまうので、場所によっては物足りなかったり、名残惜しくなってしまったり。
それでも、1~2年しかヨーロッパにいられない中で、一度に色々な都市や街を見てみたいと思っていたので、概ね満足です。
毎年行きたい、ってわけじゃないけど、もしヨーロッパに住んでいたら夏のホリデーの3年に1回はクルーズもいいかも、くらいの感覚です。
不満だったのは、1点だけ。シャワールーム。
バスタブはもちろんないですし、「こんな狭いシャワールーム初めてだわ!」ってなシャワールームでした。
スイートだとバスタブも付いてるらしいのですけれどね。ま、私の部屋は安いので仕方ありませんが…。
ちなみに、今回のアルモニア号は日本語でのガイダンスはない船だったので、ガイダンスは全て英語でした。気になる方は日本人が乗船する船を選んだ方がいいかもです。
乗船している人は9割白人、0.5割中国人、0.3割黒人、0.2割日本人でした。(いつもはどこの国に行っても溢れるほど見かけるムスリムがいないので初めは不思議に思ったのですが、そりゃあ料理がハラルに対応してないから、そりゃそうか、と。)
以上でクルーズ旅行記は終了です。ばいばい
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