【④】ティツィアーノとティントレットの絵画を巡る

見たいところがありすぎて、そして夫が脇にくっ付いているため、見たいところ全てを見るわけにはいかなかったけれど、いくつか教会などを巡って絵を見てきた。

サンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ教会にて、

 

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ティツィアーノの聖母被昇天。すっごく大きくて、マリアの表情がなんとも印象的で、ドラマチックだった。

Tizian

(ティツィアーノの絵は外交に利用されてヴェネツィア外にかなりの量が流出してしまったらしく、そこまで多くは見られなかった。ティントレットの作品の方がたくさんあった。)

その裏にある、サン・ロッコ大信徒会堂では、ティントレットが25年がかりで描いた56枚の絵画があって。


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受胎告知もよかったし、キリストの磔刑がハッとするほどすごかったー。


Jacopo_Tintoretto_Crucifixion

 ティツィアーノの受胎告知もあって、これはバーゼル市立美術館で先にこれを元に描かれたゲルハルト・リヒターの「ティツアーノ以降の受胎告知」シリーズを先に見ていたので、「ここにあったのかー\(^o^)/」と大興奮。(別の場所にもっと大きいのがあるのかな?あまりにも小さくてびっくりした。)


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それから、サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会も。この教会のある島、サン・ジョルジョ・マッジョーレ島は本当に小さい島で、教会といくつかの建物があるだけ。


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鐘楼に6€で入ることができて、サンマルコ広場やヴェネツィア一帯を見渡すことができる。今まで見たどんな鐘楼からの景色よりも感動。


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ここにあるのはティントレットの最後の晩餐。テーブルが斜め。


Tintosoup

どうでもいい話ですが、この教会の裏には杉本博司の作品、The Glass Tea House Mondrian(聞鳥庵)がありました。ヴェネツィアにいきなり現れる茶室www

 

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街を歩いていると感じますが、ヴェネツィア派とかも有名なヴェネツィアだけど、ビエンナーレなんかもあるし、現代美術の街でもあるのねー、と。そこらじゅうに現代アートが溢れていました。

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