初めてのパリに来て、基本的にはメジャーな美術館を巡った今回の旅だったのですが、ひとつだけ少し珍しい美術館へも足を運びました。それがギュスターヴ・モロー美術館です。ここはモロー自身が青年時代から晩年まで住んだ家が、現在は美術館になっているもの。4階建てですがこじんまりとした小さな美術館です。
一気にその人の作品がたくさん見れる場所ってあまりないので、私は画家を冠した美術館がけっこう好きです。パリの中心地からそんなに離れていないところにあったので、来てみました。もちろんこちらもミュージアムパス使用可です。
書斎などもそのまま展示されていました。ちょっとくしゃみが出ちゃうくらいのほこりっぽさで、時代を感じました。聖書や神話をテーマとしている画家ですが、東洋的なものにもけっこう興味があった様子で、書斎には浮世絵なんかも飾られていました。
んで。出ましたよ~「出現」!でもこれ、正直なところ、画像で見ている方が好きでした。よく見ると細い線で東洋的な模様が色々書き込まれていたんですね~。知りませんでした。
他にも色々。
写真で見ている方がいいと感じる絵と、実物の方がいいと感じる絵ってあるんだよな~。モローの絵は、正直前者。筆使いとかがなんとなーく好きになれず。でもまぁ、一度にたくさんの作品を見れたので良しとしよう。
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