イギリスのマクドナルド事情

イギリスにももちろん、マクドナルドはある。

日本では、異物混入に始まり、チョコポテト、名前募集バーガーなど、若干迷走している感もあるマクドナルド。でも私が子供だった頃は、マクドナルドがぎりぎりプチ御馳走だった時代で。少なくとも子供の頃の私にとっては、数か月に１回しか食べる機会のない、スペシャルフードだったマクドナルド。イギリスでも基本的に味は似たような感じなので、懐かしい故郷の味としてマックをこよなく愛用している。最近、日本では店舗リストラなどを進めているようだが、日本に帰ってマクドナルドの数が少なくなっていたら、わたしは悲しいよ。

先ほど基本的に味は似たような感じ、と言ったものの、イギリスと日本では違いもたくさんある。クオーターパウンダーやビッグマックなど一部の商品を除き、日本で見かけるハンバーガーはイギリスでは見られない。照り焼きバーガーとか、食べたいよ～｡･ﾟ(ﾟ`Д)ﾞ

でもそのかわり、日本にはないシリーズもある。最近は、Signature CollectionのThe Spicyが気に入っている。

…とはいえ、大声で「おすすめ！」と言うような代物でもないことは、言うまでもない。マクドナルドはマクドナルドだ。

でも、ロンドンで使って、「便利だなぁ、日本にもぜひ導入してほしい！」と思っているのは、このタッチパネル式のオーダー機械。

英語がたいして分らなくても、スムーズに使える感じにデザインされているところも素晴らしい。（ちなみにスペインなどの旅行先でも同じ機械を使ったことがあるけれど、スペイン語が分らなくっても楽々操作できました。）

カードを持っているのであれば、レジに並んで人に対応してもらうより、この機械から注文するほうが断然早いのです。

そして、もはやこの機械があまりに客をスムーズに回転させてくれるため、日本では考えられないほどにお会計に並ぶ行列も短い。日本だと、小さな地元の駅にあるお店でもけっこうな行列ができていたりするけれど、ロンドンでは観光地や超大通りの店以外の普通の店舗では、日本ほどの行列は見かけない。（私だけの体験談なので真実かどうかは不明ｗ）

そして、コレクトコーナーのパネルで番号を呼ばれたら、順々に商品を受け取る仕組みになっている。これも日本とちょっと違う。

レジ決済周りのスムーズさでは、イギリスに軍配があがる気がするのでした。ちゃんちゃん。