ローマのボルゲーゼ美術館で太ももの写真を取りまくる

先日、2泊3日でローマに旅行に行ってきました。まずはボルゲーゼ美術館からスタートです。

ローマは地下を下手に掘ると遺跡がどんどん出てきちゃうからか、地下鉄が2本しか通っていなくて、どこの駅からも遠い立地にあるこの美術館。結局、テルミニ駅(ロンドンのターミナル駅)からタクシーを使いました。ローマはタクシー代が比較的安く、テルミニ駅からでも10€くらいで20分あれば着いちゃうので、電車とバスを乗り継ぐより良かったかも。

ででん。ボルゲーゼ!

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ここは基本的には完全予約制で、入場時間が2時間毎に設定されているという美術館。(人数制限に達していなければ当日予約も可能なようですが…。)ま、それでも行きたいんだから仕方ない\(^o^)/

チケットはこちらから。http://www.galleriaborghese.it/prenota-en.htm

他の観光施設と共同で予約システムを構築しているのか、「seatを選ぶ」とかいう謎の選択肢が出てきて戸惑いましたが、まぁなんとか予約しました。もう、のっけから適当さ溢れるイタリア(笑)。

ちなみに、他のヨーロッパの国の観光地だと事前予約することで安くなるパターンが多いのですが、この美術館はチケット代9€の他に、Pre sales feeで2€取られるという仕組みw ちなみに、ヴァチカン美術館も同じくネット予約でPre sales feeがかかります。まぁ、時は金なりなので仕方ないです…(´・ω・`)

さてさて。ここでのお目当ては、ベルニーニの彫刻。「アポロンとダフネ」。月桂樹に変身中のダフネ。

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そして、「プロセルピーナの略奪」。


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この作品で有名なのは、指が食い込む太もものリアルさ。


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本物の女性の体みたいで、すごいー(・∀・)つ


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みんな太ももに夢中で、太ももの写真を取るために行列ができる始末w 同じく腰に指が食い込むところも、足の裏とかも、すっごくリアルで、これ彫ったの…?と信じられないほどでした。

こっちは、アントニオ・カノーヴァの「パオリーナ・ボルゲーゼ像」。この方、ボルゲーゼ家の当主の息子と結婚したナポレオンの妹のようです。


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スカートの裾のまつり縫いまで表現してあるし、マットも大理石とは信じがたいテカテカ感でした。


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それから、カラヴァッジョもたくさん。「ゴリアテの首を持つダヴィデ」。ゴリアテの首はカラヴァッジョの自画像とも言われているとかで、見てみたかった絵だったので嬉しかったです。


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他にもカラヴァッジョの著名な作品だらけ。「病める少年バッコス」に、


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「果物籠を持つ少年」。この辺りはロンドンナショナルギャラリーの「トカゲにかまれた少年」っぽい雰囲気。


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「馬丁たちの聖母」


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「執筆する聖ヒエロニムス」


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「洗礼者ヨハネ」。こういう優しい目の雰囲気の絵もあるのね。


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「わっ、これも!これもある!」って感じで、楽しく鑑賞しました。

それから、コレッジョの「ダナエ」。


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ダヴィンチの弟子の摸写の「レダ」、も。


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ラファエロの「一角獣を持つ貴婦人」はお出かけ中で展示されておらず残念でしたが、楽しかったです。

帰りはタクシーが中々つかまらなくて、ちょっと困りましたとさ(´・ω・`)

 

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