駐在員のメッカ、サウスケンジントンのChelsea Cloistersとその周辺の話

まだ家も決まっていない駐在員が滞在するサービスアパートメントの定番が、サウスケンジントンにあるチェルシー・クロイスターズ、略してチェルクロ、らしい。どれくらい定番かっていうと、不動産屋さんに、どこに泊まっているかも伝えていないのに、当然チェルクロに宿泊していると思われていたくらいの、ど定番らしいです。そして我が家も御多分に洩れず、チェルクロにお世話になりましたが、あと数日をもって無事、チェルクロを卒業することになりました。ということで、かなりかなりニッチな話題ですが、チェルクロの話をしたいと思います。

いきなりですが、チェルクロは、とても寒いです。あまり部屋の中の暖房が効きません。ただし、それはわたしの部屋だけかもしれないので、なんとも言えませんが…。ですが、日本人スタッフが2人ほどいて、色々と困った時は助けてくれますので、そこはなかなか気に入っていました。

あと、チェルクロはミニキッチン付きのホテルなのですが、そこで誰かがおコゲとかを出すと、超大音量のベルが館内中に鳴り響きます。なんでも、イギリスの法律で、火災報知器の音は万人に聞こえる音量で設定しなければいけないというルールがあるようで、もうそれはそれはうるさい。わたしは3回もそのベルの音を経験して、はじめはもう何が起きたのかと外に飛び出して行きましたが、まあイギリスだとこういうことは結構あるようなので、それが経験できて良かったです。(←超プラス思考)

そして、一番近所、チェルクロの隣の隣くらいに、セインズベリーズ(sainsbury’s)があります。マルエツプチくらいの大きさのスーパーで、最低限の必要なものは揃います。夜遅くにチェルクロに着いた方はぜひ利用してください。ただし、このセインズベリーズでは、なんだかテンションがあがりません(大きいセインズベリーズはなかなかいいんですけどね。)。ということで、余裕のある方は5分くらい歩いたところにM&S(マークス&スペンサー)というスーパーがありますので、そちらに行かれることを激しくお勧めします。とても綺麗で、食材の種類も豊富です。レディミールという、レンジでチンで食べれるお弁当があるんですが、パスタなんかは種類も豊富で、味も結構美味しいです。

M&Sもあるその賑やかな繁華街は、チェルクロから見て、サウスケンジントン駅と逆側に歩いた方向にあります。キングスロード(King’s Road)という通りです。地球の歩き方にもショッピングマップが載っているくらいの大きい通りです。チェルクロから徒歩5分かからないで通りには出られます。

このキングスロードという通りに、ブーツと携帯ショップがありますので、とりあえず一通りの生活用品は揃うかと思います。我が家は、ブーツで電動歯ブラシやシャンプー、ボディソープなどをとりあえず揃えました。マツキヨみたいなもんで、とても便利です。近所のセインズベリーズで買うよりも全然安いです(これもまた、大型のセインズベリーズだとそっちの方が安かったりするんですがね)。同様に、チェルクロの近所にチェルシーファーマシーという小さなドラッグストアもあるのですが、ちょっと割高です。チェルクロと、もう一つ近所にある同様のサービスアパートメントを狙って、足元を見ている感じの値段で営業をされています。携帯ショップはO2、ボーダフォン、スリー、カーフォンウェアハウスとなんでもありますので、安心です。その他にも洋服屋さんなんかが揃っていますし、ピータージョーンズというデパートもありますのでなにかと安心です。

ただ、ご飯屋さんはキングスロードよりも、サウスケンジントンの方面に多い気がします。サウスケンジントンはこじんまりとしたカフェや食事処が多く、色々な料理が食べられるので、ぜひたくさん行ったらいいと思います。フレンチ、中華、寿司、インディア、イタリアン、オイスターバーやら、色々あって楽しいです。もちろん日本食もありますよ。

また、休日は、ヴィクトリア&アルバートミュージアム、自然史博物館、科学博物館、サーチギャラリーなど、徒歩で行ける美術館や博物館が目白押しですので、ぜひともチェルクロ生活を楽しんでください。寒い部屋を除いたら、とてもいいところだと思いますよ。寒い部屋を除いたらね。。。寒いよ!

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