ロンドンで家探し。物件巡りをする。

昨日と今日は、新居を探して物件めぐりをしていました。

いやあ、疲れました。合計9件の家を見て、無事新居が決まりそうです。お疲れじぶん\(^o^)/夫は仕事で抜けられないとのことで、今回の物件めぐりは私ひとりで担当しました。その割に夫は色々注文をつけてくるので、切れる寸前でしたが\(^o^)/

会社から提示された不動産会社数社に自分で連絡して家を決め、契約社宅にする、というのが夫の会社のルールです。我が家の場合は2社に連絡をして、それぞれ物件の内覧をしました。不動産会社のスタッフは、夫の会社の契約者宅規定を熟知していて、話がとても早くて、すごく頼りになりました。

渡英前にネットで検索した結果、日本人がよく住む場所として、

  • 西ロンドン(ウエストアクトン、ノースイーリングなど)
  • 北ロンドン(イーストフィンチリー、ウッドサイドパークなど)
  • ロンドン中心部の中の、北西側(セントジョンズウッド、フィンチリーロード、スイスコテージなど)

の3つが挙げられていました。そのうち、上2つは子持ち・車ありの生活を送る人向け。一方、下1つは子供なし・車なし・観光など重視の人向け、との情報を得たため(本当に正しいかは不明www)、我が家ではロンドン中心部の中の西北側で主に家探しをしました。

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ここらへんです。フィンチリーロード~ベイカーストリートベイカーストリート~ノッティングヒルあたりですね。ちなみに、北ロンドンのフィンチリーとフィンチリーロードは全くの別物です。私はこれに気付くまでに1日かかりました。ご注意を。

さて。ロンドンの物件事情ですが。

ロンドンでは築100年くらいは当たり前なので、外観はなんとも古めかしい感じで、これ大丈夫かよ…(ノД`)といった印象を持ちますが、そこは諦めるほかありません。(もちろん、中には新しい物件もありますが…)

共用部分は、わりとリノベーションをして綺麗な状態にしている物件が多かったです。が、やっぱり限界があるのか、古い感じをどうにか取り繕っている感は所々で感じました。私がまわった中で一番驚いたのは、エレベータがこんなんでした。
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手動で柵を閉めないと動かないやつね… まあでも、基本的には管理されているので、お金を出せばそれなりに綺麗です。

内装について

内装は、けっこうピンキリでした。大家さんが数年の間に室内リノベーションを済ませている物件は、内装がすごく綺麗です。日本に住んでいると、築浅物件に慣れてしまうので、そのような人は内装を改装済みの物件を選ぶのがいいと思います。結局私は、そのような内装リノベーション済みの家にしました。

反対に、ロンドンっぽい物件に住みたい人もいるようで、そういう人は内装がちょっとクラシカルな物件を選ぶそうです。木で出来た白いドアに、古いタイプのバスタブと蛇口、ってな感じでしょうか。なんとなく建付けが悪い気がして私は嫌煙してしまいましたが、お姫様系の家具が好きな人にはヨダレモノの物件だと思いました。

間取りについて

で、間取りですが、我が家のように2人家族であれば、日本でいう1LDKか2LDKにあたるものを選ぶのが一般的だそうです。1bedroom・2bedroomという表示で、2bedroomであればベッドは2つ付いているのが一般的です。もちろん、大家さんとの交渉次第で、ベッドを除けてもらったり、何らかの家具を追加してもらったりすることも可能だそうです。

ちなみに、今回紹介を受けた物件は、コンバーションフラットとパーパスビルトフラットの2種類でした。コンバーションフラットは、間取りの大きな家を階ごとに区切り改造してフラットにしたもので、パーパスビルトフラットは、所謂普通のマンションです。日本人の感覚からすると、コンバーションフラットは少し不思議な感じがしました。

そんでもって。
我が家で物件選びのポイントになったのが、

  • 駅から10分以内
  • 水周りのシステムが新しい
  • 大きいスーパーが近所にある
  • 日本食スーパーもバスなどで比較的簡単に行ける
  • テンションが上がる、ホッとする家

という、なんともアバウトな感じの基準でしたが、なんとか本日家が決まりました。あーよかったよかった。

そして、物件探しをしていて思ったのが、オーナーさんがみんな桁違いのお金持ち、ってことです。事業としていくつかお部屋の貸し出しを行っているオーナーのほかに、海外赴任になったので貸し出すオーナーさんもいました。

一番驚いたのは、息子がロンドンの大学に通うことになったので物件を購入したんだけど、今度は別の大学に行くって言いだしたので貸し出すことにしたの、って言っていたアラブの方。スケール違いすぎで遠い目になってしまいました。

今、ロンドンの不動産業界はわりと好景気のようで、アジア系の人は賃貸探しよりも、物件購入の依頼が多いんだそうです。どっちにしても、私とはまったく無縁の世界ですが…。

では、今日はこのへんで。

【追記】
個人のブログのようですが、このマップがとても面白いので張り付け。Tube Tonguesのマップページ
各駅毎に、周辺で英語の次に話されている言語を表示できるサイトです。

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2 件のコメント

  • お家決まってよかったですね。おめでとうございます♪
    海外でお家探すのって大変そうです。しかも一人でなんて…。
    物件選びのポイント…私も同じことを考えてました(笑)
    ネットでみると、ロンドンでは水回りのトラブルが多そうですよね。
    やっぱり水回りとスーパー、大事です。
    またいろいろなロンドン情報教えてくださいね!!

  • コメントありがとうございます(*^^*)
    水回り、大事ですよね。今回のお部屋は、室内の水回りは大丈夫そうなのですが、建物全体の水回りが大丈夫かどうかはあまり確認できていないので、若干不安が残ります(^^;;

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